問題は3つあります。 問題7-1: 関数 $y = e^x - e^{-x}$ の逆関数とその導関数を求めよ。 問題7-2: 関数 $y = x^x$ ($x > 0$)の導関数を求めよ。 問題7-3: 3つの微分可能な関数 $f, g, h: \mathbb{R} \to \mathbb{R}$ に対して、合成関数 $w = (h \circ f \circ g)(x) = h(f(g(x)))$ の微分 $\frac{dw}{dx}$ を求めよ。
2025/6/8
1. 問題の内容
問題は3つあります。
問題7-1: 関数 の逆関数とその導関数を求めよ。
問題7-2: 関数 ()の導関数を求めよ。
問題7-3: 3つの微分可能な関数 に対して、合成関数 の微分 を求めよ。
2. 解き方の手順
問題7-1:
まず、逆関数を求めます。 を について解きます。
についての二次方程式と見なすと、
なので、 となります。
したがって、 が逆関数です。
逆関数の導関数を求めるには、合成関数の微分法を使います。
元の関数 の導関数は
です。
逆関数を と書くと、の関係が成り立ちます。
問題7-2:
の導関数を求めます。両辺の自然対数を取ります。
両辺を で微分します。
問題7-3:
の微分 を求めます。合成関数の微分法(連鎖律)を繰り返し適用します。
3. 最終的な答え
問題7-1:
逆関数:
導関数:
問題7-2:
問題7-3: