差が6である2つの整数について、大きい方の2乗から小さい方の2乗を引いたとき、その差が12の倍数であることを証明する問題です。

代数学整数の性質因数分解倍数証明
2025/4/7

1. 問題の内容

差が6である2つの整数について、大きい方の2乗から小さい方の2乗を引いたとき、その差が12の倍数であることを証明する問題です。

2. 解き方の手順

まず、2つの整数を文字を使って表します。
小さい方の整数を nn とすると、大きい方の整数は n+6n + 6 と表すことができます。
次に、大きい方の整数の2乗から小さい方の整数の2乗を引いた式を立てます。
(n+6)2n2(n + 6)^2 - n^2
この式を展開し、整理します。
(n+6)2n2=(n2+12n+36)n2=12n+36(n + 6)^2 - n^2 = (n^2 + 12n + 36) - n^2 = 12n + 36
得られた式 12n+3612n + 36 を12でくくります。
12n+36=12(n+3)12n + 36 = 12(n + 3)
nn は整数なので、n+3n + 3 も整数です。したがって、12(n+3)12(n + 3) は12の倍数となります。

3. 最終的な答え

差が6である2つの整数について、大きい方の2乗から小さい方の2乗を引いた差は12の倍数である。

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