三角形ABCにおいて、点Iは内心であり、$\angle ACB = 60^{\circ}$、$\angle CAI = 35^{\circ}$ のとき、$\angle P$を求めよ。

幾何学三角形内心角度
2025/4/7

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、点Iは内心であり、ACB=60\angle ACB = 60^{\circ}CAI=35\angle CAI = 35^{\circ} のとき、P\angle Pを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、内心Iの性質から、AIはBAC\angle BACの二等分線なので、BAC=2×CAI=2×35=70\angle BAC = 2 \times \angle CAI = 2 \times 35^{\circ} = 70^{\circ}となる。
次に、三角形の内角の和は180180^{\circ}であるから、ABC=180(BAC+ACB)=180(70+60)=180130=50\angle ABC = 180^{\circ} - (\angle BAC + \angle ACB) = 180^{\circ} - (70^{\circ} + 60^{\circ}) = 180^{\circ} - 130^{\circ} = 50^{\circ}となる。
同様に、BIはABC\angle ABCの二等分線なので、ABI=CBI=12×ABC=12×50=25\angle ABI = \angle CBI = \frac{1}{2} \times \angle ABC = \frac{1}{2} \times 50^{\circ} = 25^{\circ}となる。
P\angle PCBI\angle CBIと同じ角度なので、P=25\angle P = 25^{\circ}となる。

3. 最終的な答え

25°

「幾何学」の関連問題

空間内の点 O(0,0,0), A(0,0,1), B(3,0,0), C(0,2,0) が与えられています。点 O から平面 ABC に垂線を下ろしたときの交点を H とします。$\vec{AH} ...

ベクトル空間図形平面の方程式内積垂線
2025/4/12

五角形ABCDEの辺上を動く点Pがある。点PはAを出発し、毎秒1cmの速さでB, Cの順に通ってDまで動く。点PがAを出発してからx秒後の三角形APEの面積をy cm$^2$とする。以下の問いに答える...

図形面積グラフ関数移動
2025/4/12

一辺が4cmの正方形ABCDがあり、点Pが点Bから辺BC、CD上を毎秒1cmの速さでDまで移動する。 (1) 点Pが出発してから2秒後の三角形DBPの面積を求める。 (2) 点Pが出発してからx秒後の...

面積正方形移動グラフ一次関数
2025/4/12

(3) $\tan{\theta} = -2$ のとき、$\sin{\theta}$と$\cos{\theta}$の値を求める問題。 (4) $\cos{115^\circ}$ を $45^\circ...

三角比三角関数角度象限
2025/4/12

円に内接する四角形ABCDにおいて、$AB=6$, $BC=3$, $CD=6$, $\angle B = 120^\circ$のとき、$AC$, $AD$, 円の半径$R$, $\triangle ...

四角形余弦定理正弦定理内接円ヘロンの公式
2025/4/12

図に示された三角形について、指定された角度 $x$ と $y$ の値を求める問題です。 (1) 点Oは三角形ABCの外心です。 (2) 点Iは三角形ABCの内心です。

三角形外心内心角度二等辺三角形
2025/4/12

平行四辺形ABCDにおいて、対角線の交点をO、辺BCの中点をE、線分AEとBDの交点をFとする。このとき、線分AF:FEの比と、三角形AFOと平行四辺形ABCDの面積比を求める。

平行四辺形相似メネラウスの定理面積比
2025/4/12

三角形ABCにおいて、$AB = 4, BC = 5, CA = 6$である。$\angle BAC$の二等分線と辺$BC$との交点を$D$、$\angle BAC$の外角の二等分線と辺$BC$の延長...

三角形角の二等分線辺の長さ
2025/4/12

三角形ABCにおいて、$AB = 3$, $BC = \sqrt{7}$, $CA = 2$であるとき、角Aの大きさを求める問題です。

三角形余弦定理角度
2025/4/12

三角形ABCにおいて、角Bと角Cの二等分線が点Pで交わっている。角BPCの大きさが130度であるとき、角Aの大きさを求める。

三角形角度角の二等分線内角の和
2025/4/11