(1) 外心の場合:
外心は三角形の外接円の中心であり、外心から三角形の各頂点までの距離は等しいです。
したがって、三角形OBCは二等辺三角形であり、OB = OC です。
よって、∠OBC=∠OCB=23∘です。 同様に、三角形OACも二等辺三角形であり、OA = OC です。
よって、∠OAC=∠OCA=34∘です。 ∠BOC=x を求めるには、三角形OBCにおいて x=180∘−(∠OBC+∠OCB)=180∘−(23∘+23∘)=180∘−46∘=134∘ ∠BAC=y を求めるには、三角形ABCにおいて、 y=180∘−(∠ABC+∠ACB)=180∘−(23∘+∠ABO+34∘+∠ACO) ここで、y=∠BAO+∠CAO であることから、 ∠BAO=∠ABO、∠CAO=∠ACO ∠BAC=∠BAO+∠CAO=∠ABO+∠ACO また、∠ABC=∠ABO+23∘、∠ACB=∠ACO+34∘ であるので、 23∘+∠ABO+34∘+∠ACO+∠BAC=180∘ 57∘+∠BAC+∠BAC=180∘ 2∠BAC=180∘−57∘ 2y=123∘ y=61.5∘ ここで別解として、外心の性質として ∠BOC=2∠BAC が成り立つため、x=2y となります。 したがって、134=2yよりy=67∘。 (2) 内心の場合:
内心は三角形の内接円の中心であり、内心から三角形の各辺までの距離は等しいです。また、内心は各角の二等分線の交点です。
したがって、∠ABI=∠CBI=26∘です。 ∠ACI=x とすると、∠ACI=∠BCI=x となります。 また、∠BAI=∠CAI=80∘/2=40∘です。 三角形ABCの内角の和は180∘であるので、 80∘+26∘×2+2x=180∘ 80∘+52∘+2x=180∘ 132∘+2x=180∘ 2x=48∘ 三角形IBCの内角の和は180∘であるので、 y+26∘+x=180∘ y=180∘−26∘−x y=180∘−26∘−24∘ y=130∘