$\tan{\theta} = 2$ のとき、$\sin{\theta}$ と $\cos{\theta}$ の値を求めなさい。ただし、$0^\circ \leq \theta \leq 90^\circ$ であり、答えは有理化すること。

幾何学三角比三角関数tansincos有理化
2025/4/7

1. 問題の内容

tanθ=2\tan{\theta} = 2 のとき、sinθ\sin{\theta}cosθ\cos{\theta} の値を求めなさい。ただし、0θ900^\circ \leq \theta \leq 90^\circ であり、答えは有理化すること。

2. 解き方の手順

まず、tanθ=sinθcosθ\tan{\theta} = \frac{\sin{\theta}}{\cos{\theta}} であることを利用します。
tanθ=2\tan{\theta} = 2 なので、sinθ=2cosθ\sin{\theta} = 2\cos{\theta} となります。
次に、sin2θ+cos2θ=1\sin^2{\theta} + \cos^2{\theta} = 1 という関係式を利用します。
sinθ=2cosθ\sin{\theta} = 2\cos{\theta} を代入すると、
(2cosθ)2+cos2θ=1(2\cos{\theta})^2 + \cos^2{\theta} = 1
4cos2θ+cos2θ=14\cos^2{\theta} + \cos^2{\theta} = 1
5cos2θ=15\cos^2{\theta} = 1
cos2θ=15\cos^2{\theta} = \frac{1}{5}
ここで、0θ900^\circ \leq \theta \leq 90^\circ なので、cosθ0\cos{\theta} \geq 0 です。
したがって、
cosθ=15=15=55\cos{\theta} = \sqrt{\frac{1}{5}} = \frac{1}{\sqrt{5}} = \frac{\sqrt{5}}{5}
次に、sinθ=2cosθ\sin{\theta} = 2\cos{\theta} なので、
sinθ=2×55=255\sin{\theta} = 2 \times \frac{\sqrt{5}}{5} = \frac{2\sqrt{5}}{5}

3. 最終的な答え

sinθ=255\sin{\theta} = \frac{2\sqrt{5}}{5}
cosθ=55\cos{\theta} = \frac{\sqrt{5}}{5}

「幾何学」の関連問題

問題1は、立方体 $ABCDEFGH$ において、与えられたベクトルの組が1次独立か1次従属かを判定する問題です。 問題2は、ベクトル $\vec{a}, \vec{b}, \vec{c}$ が与えら...

ベクトル線形独立ベクトル積空間ベクトル
2025/6/18

縦の長さが$x$ m、横の長さが$y$ mの長方形の土地の周囲に、幅$a$ mの道がある。この道の面積を$S$ $m^2$、道の真ん中を通る線の長さを$l$ mとするとき、$S = al$となることを...

面積長方形証明
2025/6/18

各辺の長さが1の平行六面体において、$\vec{a}=\overrightarrow{OA}, \vec{b}=\overrightarrow{OB}, \vec{c}=\overrightarrow...

ベクトル空間ベクトル平行六面体体積内積外積
2025/6/18

各辺の長さが1の平行六面体があり、$\vec{a} = \overrightarrow{OA}$, $\vec{b} = \overrightarrow{OB}$, $\vec{c} = \overr...

ベクトル空間ベクトル平行六面体面積体積内積外積
2025/6/18

問題1は、立方体におけるベクトルの組が1次独立であるか、1次従属であるかを判断する問題です。 問題2は、空間ベクトルの外積を計算し、ベクトル三重積の恒等式を証明する問題です。

ベクトル線形代数一次独立一次従属外積ベクトル三重積
2025/6/18

## 1. 問題の内容

空間ベクトル外積一次独立一次従属立方体
2025/6/18

座標空間内の3点A(2, 4, 0), B(1, 1, 1), C(a, b, c)が一直線上にある。さらに、点Cがzx平面上にあるとき、aとcの値を求める。

ベクトル空間ベクトル直線座標空間
2025/6/18

円周上に異なる7点A, B, C, D, E, F, Gがある。これらの点を頂点とする四角形は全部で何個あるか。

組み合わせ図形四角形
2025/6/18

平面上の任意の4点A, B, C, Dに対して、ベクトル $\overrightarrow{BC} + \overrightarrow{DA}$ と等しいベクトルを、選択肢の中から選ぶ問題です。

ベクトルベクトルの加法平面ベクトル
2025/6/18

平面上の任意の4点A, B, C, Dに対して、ベクトル $\overrightarrow{AB} + \overrightarrow{DA}$ と等しいベクトルを選択肢の中から選びます。

ベクトルベクトルの和ベクトルの差図形
2025/6/18