半径が5cm、中心角が60°のおうぎ形について、以下の問いに答える。 (1) 弧の長さを求めなさい。 (2) 面積を求めなさい。

幾何学おうぎ形弧の長さ面積三角柱表面積体積円錐
2025/4/7
## 問題65

1. **問題の内容**

半径が5cm、中心角が60°のおうぎ形について、以下の問いに答える。
(1) 弧の長さを求めなさい。
(2) 面積を求めなさい。

2. **解き方の手順**

(1) 弧の長さを求める。
* 円周の公式は 2πr2 \pi r である。
* 半径が5cmなので、円周は 2π×5=10π2 \pi \times 5 = 10\pi cm である。
* おうぎ形の中心角は60°なので、弧の長さは円周の 60360=16\frac{60}{360} = \frac{1}{6} である。
* したがって、弧の長さは 16×10π=53π\frac{1}{6} \times 10\pi = \frac{5}{3}\pi cm となる。
(2) 面積を求める。
* 円の面積の公式は πr2\pi r^2 である。
* 半径が5cmなので、円の面積は π×52=25π\pi \times 5^2 = 25\pi cm2^2 である。
* おうぎ形の中心角は60°なので、面積は円の面積の 60360=16\frac{60}{360} = \frac{1}{6} である。
* したがって、面積は 16×25π=256π\frac{1}{6} \times 25\pi = \frac{25}{6}\pi cm2^2 となる。

3. **最終的な答え**

(1) 弧の長さ: 53π\frac{5}{3}\pi cm
(2) 面積: 256π\frac{25}{6}\pi cm2^2
## 問題66

1. **問題の内容**

右の三角柱について、以下の問いに答える。底面の三角形は、底辺3cm、高さ4cmの直角三角形で、三角柱の高さは6cm、斜辺は5cm。
(1) 表面積を求めなさい。
(2) 体積を求めなさい。

2. **解き方の手順**

(1) 表面積を求める。
* 底面の三角形の面積は 12×3×4=6\frac{1}{2} \times 3 \times 4 = 6 cm2^2 である。
* 底面は2つあるので、底面の合計面積は 6×2=126 \times 2 = 12 cm2^2 である。
* 側面の長方形の面積はそれぞれ 3×6=183 \times 6 = 18 cm2^2, 4×6=244 \times 6 = 24 cm2^2, 5×6=305 \times 6 = 30 cm2^2 である。
* 側面の合計面積は 18+24+30=7218 + 24 + 30 = 72 cm2^2 である。
* したがって、表面積は 12+72=8412 + 72 = 84 cm2^2 となる。
(2) 体積を求める。
* 底面積は 12×3×4=6\frac{1}{2} \times 3 \times 4 = 6 cm2^2 である。
* 高さは6cmである。
* したがって、体積は 6×6=366 \times 6 = 36 cm3^3 となる。

3. **最終的な答え**

(1) 表面積: 8484 cm2^2
(2) 体積: 3636 cm3^3
## 問題67

1. **問題の内容**

右の円錐について、以下の問いに答える。底面の半径は6cm、高さは8cm、母線は10cm。
(1) 表面積を求めなさい。
(2) 体積を求めなさい。

2. **解き方の手順**

(1) 表面積を求める。
* 底面の円の面積は π×62=36π\pi \times 6^2 = 36\pi cm2^2 である。
* 側面積は πrl=π×6×10=60π\pi r l = \pi \times 6 \times 10 = 60\pi cm2^2 である。(rは底面の半径、lは母線の長さ)
* したがって、表面積は 36π+60π=96π36\pi + 60\pi = 96\pi cm2^2 となる。
(2) 体積を求める。
* 底面積は π×62=36π\pi \times 6^2 = 36\pi cm2^2 である。
* 高さは8cmである。
* 円錐の体積は 13πr2h\frac{1}{3} \pi r^2 h で計算できるので、13×36π×8=96π \frac{1}{3} \times 36\pi \times 8 = 96\pi cm3^3 となる。

3. **最終的な答え**

(1) 表面積: 96π96\pi cm2^2
(2) 体積: 96π96\pi cm3^3

「幾何学」の関連問題

平行四辺形ABCDと、DA = AEの二等辺三角形DAE、BA = AFの二等辺三角形ABFがある。∠DAE = ∠BAFであり、線分EFと線分BDの交点をGとする。このとき、△BDAと合同な三角形を...

合同平行四辺形二等辺三角形証明図形
2025/4/13

平行四辺形ABCDがあり、$\angle CBA = \angle DAE = 60^{\circ}$ である。また、$BC = 3BA$ であり、平行四辺形ABCDの面積が $10 \ cm^2$ ...

平行四辺形面積角度三角比
2025/4/13

問題は3つあります。 * **問1:** BD = FE であることを証明する穴埋め問題。 * **問2:** $∠DAE = 54^\circ$ のとき、$∠DGF$ の大きさを求める問題。...

幾何平行四辺形三角形面積角度合同
2025/4/13

円に内接する四角形 $ABCD$ において、$AB = 5$, $BC = 4$, $CD = 4$, $DA = 2$ とする。対角線 $AC$ と $BD$ の交点を $P$ とする。 (1) 三...

四角形正弦定理余弦定理相似外接円
2025/4/13

三角形ABCにおいて、辺BC上に点Dがあり、$AB = \sqrt{6} + \sqrt{2}$, $CD = \sqrt{2}$, $\angle ABC = 30^\circ$, $\angle ...

三角形正弦定理余弦定理三角比面積
2025/4/13

縦9枚、横24枚の正方形のタイルで長方形を作る。この長方形の対角線を2本引いたとき、線が引かれないタイルの数を求める。

長方形タイル対角線最大公約数場合の数
2025/4/13

問題は、与えられた立体の平面図、正面図、右側面図から、その立体の見取り図として正しいものを選択するものです。

立体図形三面図形状認識空間認識
2025/4/13

放物線 $y = \frac{1}{2}x^2$ と直線 $l$ が2点A, Bで交わっており、A, Bのx座標がそれぞれ-1, 5である。Oを原点とし、四角形AOPQが長方形になるように、放物線上に...

放物線直線座標長方形方程式
2025/4/13

長さが6cmの線分ABを直径とする円Oがある。半径OA上にAC=2cmとなる点Cをとる。AB上にDB=DCとなる点Dをとり、直線DCと円Oとの交点のうち点Dと異なる点をEとする。 (1) △ACE∽△...

相似三平方の定理面積
2025/4/13

右の図において、影のついた部分の図形を、直線 $l$ を軸として1回転させてできる立体の体積を求めなさい。

体積回転体半球
2025/4/13