三角形ABCについて、以下のものを求めます。 (1) $\sin 60^\circ$ の値 (2) 三角形ABCの面積 (3) 辺ABの長さ (4) 三角形ABCの外接円の半径

幾何学三角比三角形正弦定理余弦定理面積外接円
2025/6/19

1. 問題の内容

三角形ABCについて、以下のものを求めます。
(1) sin60\sin 60^\circ の値
(2) 三角形ABCの面積
(3) 辺ABの長さ
(4) 三角形ABCの外接円の半径

2. 解き方の手順

(1) sin60\sin 60^\circ の値を求める。
sin60=32\sin 60^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}
(2) 三角形ABCの面積を求める。
三角形ABCの面積Sは、
S=12×AC×BC×sinACBS = \frac{1}{2} \times AC \times BC \times \sin \angle ACB
S=12×4×7×sin120S = \frac{1}{2} \times 4 \times 7 \times \sin 120^\circ
sin120=sin(18060)=sin60=32\sin 120^\circ = \sin (180^\circ - 60^\circ) = \sin 60^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}
S=12×4×7×32=73S = \frac{1}{2} \times 4 \times 7 \times \frac{\sqrt{3}}{2} = 7\sqrt{3}
(3) 辺ABの長さを求める。
余弦定理より、
AB2=AC2+BC22×AC×BC×cosACBAB^2 = AC^2 + BC^2 - 2 \times AC \times BC \times \cos \angle ACB
AB2=42+722×4×7×cos120AB^2 = 4^2 + 7^2 - 2 \times 4 \times 7 \times \cos 120^\circ
cos120=12\cos 120^\circ = -\frac{1}{2}
AB2=16+4956×(12)=16+49+28=93AB^2 = 16 + 49 - 56 \times (-\frac{1}{2}) = 16 + 49 + 28 = 93
AB=93AB = \sqrt{93}
(4) 三角形ABCの外接円の半径を求める。
正弦定理より、外接円の半径Rは、
ABsinACB=2R\frac{AB}{\sin \angle ACB} = 2R
93sin120=2R\frac{\sqrt{93}}{\sin 120^\circ} = 2R
9332=2R\frac{\sqrt{93}}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = 2R
2933=2R\frac{2\sqrt{93}}{\sqrt{3}} = 2R
23133=2R\frac{2\sqrt{31}\sqrt{3}}{\sqrt{3}} = 2R
231=2R2\sqrt{31} = 2R
R=31R = \sqrt{31}

3. 最終的な答え

(1) sin60=32\sin 60^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}
(2) 三角形ABCの面積 = 737\sqrt{3}
(3) 辺ABの長さ = 93\sqrt{93}
(4) 三角形ABCの外接円の半径 = 31\sqrt{31}

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