2次元ベクトル a と b に直交するベクトルは、3次元空間において外積を計算することで求められる。 a と b を3次元ベクトルとして扱い、z成分を0とする。 a=010 b=2−10 外積 a×b を計算する。 a×b=(1)(0)−(0)(−1)(0)(2)−(0)(0)(0)(−1)−(1)(2)=00−2 得られたベクトル 00−2 の大きさを求める。 00−2=02+02+(−2)2=4=2 大きさが1のベクトルを求めるために、得られたベクトルをその大きさで割る。
2100−2=00−1 a と b に直交するベクトルは 00−1 である。もう一つの解は、符号を反転させた 001 である。 問題文は2次元ベクトルであるため、直交するベクトルはz軸方向のベクトルである。したがって、2次元空間では存在しない。しかし、外積を使って求めたベクトルをz軸方向に持つ単位ベクトルとして考える。