画像に写っている数学の問題は全部で5問あります。 (1) $y$ は $x$ の2乗に比例し、$x=-3$ のとき $y=3$ であるとき、$y$ を $x$ の式で表す。 (2) 関数 $y=2x^2$ で、$x$ の値が $1$ から $3$ まで増加するときの変化の割合を求める。 (3) 関数 $y=-\frac{1}{4}x^2$ で、$x$ の変域が $-2 \le x \le 5$ のときの $y$ の変域を求める。 (4) 関数 $y=ax^2$ で、$x$ の値が $-4$ から $-2$ まで増加するときの変化の割合は $3$ である。$a$ の値を求める。 (5) 関数 $y=ax^2$ で、$x$ の変域が $-1 \le x \le 3$ のとき、$y$ の変域が $0 \le y \le 6$ である。$a$ の値を求める。

代数学二次関数比例変化の割合変域
2025/4/7
はい、承知いたしました。問題を解いていきましょう。

1. 問題の内容

画像に写っている数学の問題は全部で5問あります。
(1) yyxx の2乗に比例し、x=3x=-3 のとき y=3y=3 であるとき、yyxx の式で表す。
(2) 関数 y=2x2y=2x^2 で、xx の値が 11 から 33 まで増加するときの変化の割合を求める。
(3) 関数 y=14x2y=-\frac{1}{4}x^2 で、xx の変域が 2x5-2 \le x \le 5 のときの yy の変域を求める。
(4) 関数 y=ax2y=ax^2 で、xx の値が 4-4 から 2-2 まで増加するときの変化の割合は 33 である。aa の値を求める。
(5) 関数 y=ax2y=ax^2 で、xx の変域が 1x3-1 \le x \le 3 のとき、yy の変域が 0y60 \le y \le 6 である。aa の値を求める。

2. 解き方の手順

(1)
yyxx の2乗に比例するので、y=ax2y=ax^2 とおける。
x=3x=-3 のとき y=3y=3 なので、これを代入して
3=a(3)2=9a3 = a(-3)^2 = 9a
a=39=13a = \frac{3}{9} = \frac{1}{3}
したがって、y=13x2y=\frac{1}{3}x^2
(2)
変化の割合は yの増加量xの増加量\frac{yの増加量}{xの増加量} で求められる。
x=1x=1 のとき y=2(1)2=2y = 2(1)^2 = 2
x=3x=3 のとき y=2(3)2=18y = 2(3)^2 = 18
変化の割合は 18231=162=8\frac{18-2}{3-1} = \frac{16}{2} = 8
(3)
関数 y=14x2y=-\frac{1}{4}x^2 は上に凸のグラフになる。
xx の変域が 2x5-2 \le x \le 5 なので、この範囲で yy の最大値は x=0x=0 のときの y=0y=0 である。
x=2x=-2 のとき y=14(2)2=1y = -\frac{1}{4}(-2)^2 = -1
x=5x=5 のとき y=14(5)2=254=6.25y = -\frac{1}{4}(5)^2 = -\frac{25}{4} = -6.25
したがって、yy の最小値は 254-\frac{25}{4} である。
よって、yy の変域は 254y0-\frac{25}{4} \le y \le 0
(4)
x=4x=-4 のとき y=a(4)2=16ay = a(-4)^2 = 16a
x=2x=-2 のとき y=a(2)2=4ay = a(-2)^2 = 4a
変化の割合は 4a16a2(4)=12a2=6a\frac{4a-16a}{-2-(-4)} = \frac{-12a}{2} = -6a
これが 33 に等しいので、
6a=3-6a = 3
a=36=12a = -\frac{3}{6} = -\frac{1}{2}
(5)
関数 y=ax2y=ax^2yy の変域が 0y60 \le y \le 6 であることから、a>0a>0 であることがわかる。
xx の変域 1x3-1 \le x \le 3 の中で、yy が最大になるのは x=3x=3 のときである。
よって、y=a(3)2=9a=6y = a(3)^2 = 9a = 6
a=69=23a = \frac{6}{9} = \frac{2}{3}

3. 最終的な答え

(1) y=13x2y = \frac{1}{3}x^2
(2) 88
(3) 254y0-\frac{25}{4} \le y \le 0
(4) a=12a = -\frac{1}{2}
(5) a=23a = \frac{2}{3}

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