ある美術館の入館料について、高校生1人の入館料を$x$円、大人1人の入館料を$y$円とします。高校生3人と大人5人の入館料の合計が2800円、高校生2人と大人3人の入館料の合計が1700円であるとき、以下の問いに答えます。 (1) 連立方程式を立てます。 (2) 連立方程式を解いて、$x$と$y$の値を求めます。
2025/4/7
1. 問題の内容
ある美術館の入館料について、高校生1人の入館料を円、大人1人の入館料を円とします。高校生3人と大人5人の入館料の合計が2800円、高校生2人と大人3人の入館料の合計が1700円であるとき、以下の問いに答えます。
(1) 連立方程式を立てます。
(2) 連立方程式を解いて、との値を求めます。
2. 解き方の手順
(1) 高校生3人と大人5人の入館料の合計が2800円であることから、以下の式が成り立ちます。
高校生2人と大人3人の入館料の合計が1700円であることから、以下の式が成り立ちます。
したがって、連立方程式は以下のようになります。
$\begin{cases}
3x + 5y = 2800 \\
2x + 3y = 1700
\end{cases}$
(2) 連立方程式を解きます。
1つ目の式を2倍、2つ目の式を3倍すると、
$\begin{cases}
6x + 10y = 5600 \\
6x + 9y = 5100
\end{cases}$
1つ目の式から2つ目の式を引くと、
を に代入すると、
3. 最終的な答え
(1) 連立方程式は
$\begin{cases}
3x + 5y = 2800 \\
2x + 3y = 1700
\end{cases}$
(2) 高校生1人の入館料は100円、大人1人の入館料は500円です。