三角形ABCにおいて、点P, Qがそれぞれ辺BC, ACを $BP:PC = 9:4$、 $AQ:QC = 3:2$ の比に内分するとき、線分ARとRBの比 $AR:RB$ を求める。

幾何学メネラウスの定理三角形
2025/4/7

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、点P, Qがそれぞれ辺BC, ACを BP:PC=9:4BP:PC = 9:4AQ:QC=3:2AQ:QC = 3:2 の比に内分するとき、線分ARとRBの比 AR:RBAR:RB を求める。

2. 解き方の手順

メネラウスの定理を利用する。
三角形ABRにおいて、直線CPQを考える。メネラウスの定理より、
BCCPPQQAARRB=1\frac{BC}{CP} \cdot \frac{PQ}{QA} \cdot \frac{AR}{RB} = 1
ここで、BC=BP+PC=9+4=13BC = BP + PC = 9+4 = 13CP=4CP = 4AQ=3AQ = 3AC=AQ+QC=3+2=5AC = AQ+QC = 3+2=5 なので、QC=2QC = 2
BCCP=134\frac{BC}{CP} = \frac{13}{4}
CQQA=23\frac{CQ}{QA} = \frac{2}{3}
メネラウスの定理を線分BRに関する三角形ACRと直線BPで用いる。
ARRBBPPCCQQA=1\frac{AR}{RB} \cdot \frac{BP}{PC} \cdot \frac{CQ}{QA} = 1
ARRB9423=1\frac{AR}{RB} \cdot \frac{9}{4} \cdot \frac{2}{3} = 1
ARRB1812=1\frac{AR}{RB} \cdot \frac{18}{12} = 1
ARRB=1218=23\frac{AR}{RB} = \frac{12}{18} = \frac{2}{3}

3. 最終的な答え

AR : RB = 2 : 3

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