2, 5, 7, 9, 10, 12, 12, 13, 14, 14, 15, 19

確率論・統計学四分位数四分位範囲箱ひげ図データ分析
2025/4/7
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1. 問題の内容

問題は、生徒12人の漢字テストの得点データが与えられており、以下の問いに答えるものです。
(1) この得点の四分位数を求めなさい。
(2) この得点の四分位範囲を求めなさい。
(3) この得点の箱ひげ図を表しなさい。
与えられたデータは次の通りです。
10, 19, 12, 14, 7, 9, 15, 5, 2, 13, 12, 14 (点)
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2. 解き方の手順

**(1) 四分位数を求める**

1. データを小さい順に並べ替える。

2, 5, 7, 9, 10, 12, 12, 13, 14, 14, 15, 19

2. 中央値(第2四分位数 $Q_2$)を求める。

データ数が12個なので、中央値は6番目と7番目の値の平均です。
Q2=12+122=12Q_2 = \frac{12 + 12}{2} = 12

3. 第1四分位数 $Q_1$ を求める。

Q1Q_1 は、中央値よりも小さいデータの中央値です。
中央値よりも小さいデータは2, 5, 7, 9, 10, 12 の6個なので、Q1Q_1は3番目と4番目の値の平均です。
Q1=7+92=8Q_1 = \frac{7 + 9}{2} = 8

4. 第3四分位数 $Q_3$ を求める。

Q3Q_3 は、中央値よりも大きいデータの中央値です。
中央値よりも大きいデータは12, 13, 14, 14, 15, 19 の6個なので、Q3Q_3は3番目と4番目の値の平均です。
Q3=14+142=14Q_3 = \frac{14 + 14}{2} = 14
**(2) 四分位範囲を求める**
四分位範囲は、第3四分位数 Q3Q_3 から第1四分位数 Q1Q_1 を引いたものです。
四分位範囲=Q3Q1=148=6四分位範囲 = Q_3 - Q_1 = 14 - 8 = 6
**(3) 箱ひげ図を表す**
箱ひげ図を描くためには、以下の情報が必要です。
* 最小値: 2
* 第1四分位数 (Q1Q_1): 8
* 第2四分位数(中央値 Q2Q_2): 12
* 第3四分位数 (Q3Q_3): 14
* 最大値: 19
これらの情報に基づいて、問題用紙にあるテストの得点のグラフに箱ひげ図を書き込みます。
最小値と最大値からそれぞれ線を引き、第1四分位数、中央値、第3四分位数の位置に箱を描きます。
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3. 最終的な答え

(1) 四分位数:
* 第1四分位数 (Q1Q_1): 8
* 第2四分位数 (Q2Q_2): 12
* 第3四分位数 (Q3Q_3): 14
(2) 四分位範囲: 6
(3) 箱ひげ図: 上記の情報(最小値、四分位数、最大値)を用いてグラフに箱ひげ図を書き込む。 (ここでは図を描くことはできません)

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