確率変数 $X$ の期待値 $E(X) = -3$、分散 $V(X) = 5$、確率変数 $Y$ の期待値 $E(Y) = 2$、分散 $V(Y) = 4$ である。$X$ と $Y$ は互いに独立であるとき、確率変数 $X+Y$ の期待値、分散、標準偏差を求める。

確率論・統計学期待値分散標準偏差確率変数独立
2025/4/13

1. 問題の内容

確率変数 XX の期待値 E(X)=3E(X) = -3、分散 V(X)=5V(X) = 5、確率変数 YY の期待値 E(Y)=2E(Y) = 2、分散 V(Y)=4V(Y) = 4 である。XXYY は互いに独立であるとき、確率変数 X+YX+Y の期待値、分散、標準偏差を求める。

2. 解き方の手順

* **期待値:** 確率変数の和の期待値は、それぞれの期待値の和に等しい。
E(X+Y)=E(X)+E(Y)E(X+Y) = E(X) + E(Y)
E(X+Y)=3+2=1E(X+Y) = -3 + 2 = -1
* **分散:** 独立な確率変数の和の分散は、それぞれの分散の和に等しい。
V(X+Y)=V(X)+V(Y)V(X+Y) = V(X) + V(Y)
V(X+Y)=5+4=9V(X+Y) = 5 + 4 = 9
* **標準偏差:** 標準偏差は分散の平方根である。
SD(X+Y)=V(X+Y)SD(X+Y) = \sqrt{V(X+Y)}
SD(X+Y)=9=3SD(X+Y) = \sqrt{9} = 3

3. 最終的な答え

確率変数 X+YX+Y の期待値は 1-1、分散は 99、標準偏差は 33 である。

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