まず、10人を2人ずつのペアに分ける組み合わせの数を求めます。これは10人から2人を選ぶ組み合わせを計算し、次に残りの8人から2人を選ぶ組み合わせを計算し、というように繰り返していくことで求められます。ただし、ペアの順番は考慮しないため、重複を避ける必要があります。
10人から2人を選ぶ組み合わせは 10C2=2!8!10!=2×110×9=45 通りです。 次に、残りの8人から2人を選ぶ組み合わせは 8C2=2!6!8!=2×18×7=28 通りです。 次に、残りの6人から2人を選ぶ組み合わせは 6C2=2!4!6!=2×16×5=15 通りです。 次に、残りの4人から2人を選ぶ組み合わせは 4C2=2!2!4!=2×14×3=6 通りです。 最後に、残りの2人から2人を選ぶ組み合わせは 2C2=2!0!2!=1 通りです。 したがって、ペアの組み合わせの総数は 45×28×15×6×1 です。 しかし、これはペアの順番を考慮してしまっているので、ペアの数(ここでは5)の階乗で割る必要があります。つまり、5!=5×4×3×2×1=120 で割ります。 5×4×3×2×145×28×15×6×1=120113400=945 これはペアを作る組み合わせの数です。1つのペアができるたびに自己紹介が1回行われるので、自己紹介の回数はペアの数だけあります。5つのペアができるので、自己紹介の回数は945。
自己紹介は各ペアで行われるので、ペアの数だけ自己紹介があります。ペアの総数は、10人を2人ずつのグループに分ける組み合わせの数と等しくなります。上記の計算よりこれは945通りです。それぞれのペアは自己紹介をするので、総自己紹介数は945となります。
ただし、問題文をよく読むと、各ペアの中で2人がそれぞれ自己紹介をすると解釈できます。この場合、1つのペアあたり2回の自己紹介が行われることになります。したがって、自己紹介の総回数は 945×2=1890 となります。