メネラウスの定理を三角形ACRと直線BQに適用します。
メネラウスの定理より、
QCAQ⋅BRCB⋅OARO=1 問題の条件からAQ:QC=1:2であるから、QCAQ=21。 また、AR:RB=1:2であるから、BR:AB=2:3となる。 するとCB=CA+ABとなり、BRCB=BRCA+AB。 しかしながら、メネラウスの定理を適用する三角形の辺の比を考える必要があるため、BRCBを直接求めることは難しい。 そこで、代わりにチェバの定理を利用する。チェバの定理より、
RBAR⋅CQBC⋅ARQA=1 AR/RB = 1/2
AQ/QC = 1/2 なので QC = 2AQ
チェバの定理をベクトルで考えると、
AO=sAR+(1−s)AC, AO=tAQ+(1−t)AB. AR=31AB, AQ=31ACを代入すると、 AO=3sAB+(1−s)AC, AO=t31AC+(1−t)AB. AB,ACは一次独立なので、 3s=1−t, 1−s=3t. s=3−3t, 1−(3−3t)=3t. −2+3t=3t, 9t−t=6, 8t=6, t=43. AO=41AC+41AB, よってAQ=31ACより OQ=AQ−AO=31AC−41AC−41AB=121AC−41AB BO=AO−AB=41AC−43AB 点Oは線分BQ上にあるので, BO:OQ=u:1−uとおくと AO=(1−u)AB+uAQ. AO=kAB+3uAC. AO=41AB+41AC. k+3u=1 かつ k=43u より 43u+3u=1. 129u+4u=1, 1213u=1 u=1312. BO:OQ=u:1−u=1312:131=12:1.