12本の縦線を持つあみだくじが与えられており、スタート地点からゴール地点への移動が図7に示されています。このあみだくじを縦にいくつか同じ向きにつなげたとき、12本の縦線からスタートすると、ゴールではそれぞれスタートと同じ番号の縦線に移ります。そのようなつなぎ方をする際の最小の数を求めます。

離散数学あみだくじグラフ理論巡回置換最小公倍数
2025/4/7

1. 問題の内容

12本の縦線を持つあみだくじが与えられており、スタート地点からゴール地点への移動が図7に示されています。このあみだくじを縦にいくつか同じ向きにつなげたとき、12本の縦線からスタートすると、ゴールではそれぞれスタートと同じ番号の縦線に移ります。そのようなつなぎ方をする際の最小の数を求めます。

2. 解き方の手順

図7から、あみだくじを1回通った場合の各縦線の移動先を確認します。
1 → 9
2 → 3
3 → 12
4 → 5
5 → 4
6 → 8
7 → 6
8 → 7
9 → 11
10 → 2
11 → 10
12 → 1
各縦線が元の位置に戻るまでに必要な回数を調べます。
1 → 9 → 11 → 10 → 2 → 3 → 12 → 1 (7回)
4 → 5 → 4 (2回)
6 → 8 → 7 → 6 (3回)
全ての縦線が元の位置に戻るためには、各縦線が元の位置に戻る回数の最小公倍数が必要です。
7, 2, 3 の最小公倍数は 7×2×3=427 \times 2 \times 3 = 42 です。

3. 最終的な答え

42

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