問題は、与えられた定理(整数係数の方程式の有理数解に関する定理)を用いて、$1 + \sqrt{5}$ が無理数であることを証明する穴埋め問題です。具体的には、2次方程式 $x^2 - \boxed{1}x - \boxed{2} = 0$ の係数を埋め、さらに有理数解の候補となる $x = \pm \boxed{3}, \pm \boxed{4}, \pm \boxed{5}$ を求める部分と、不等式 $\boxed{3} < \boxed{4} < \boxed{5}$ の空欄を埋める部分があります。

代数学無理数の証明二次方程式有理数解の定理因数分解
2025/4/7

1. 問題の内容

問題は、与えられた定理(整数係数の方程式の有理数解に関する定理)を用いて、1+51 + \sqrt{5} が無理数であることを証明する穴埋め問題です。具体的には、2次方程式 x21x2=0x^2 - \boxed{1}x - \boxed{2} = 0 の係数を埋め、さらに有理数解の候補となる x=±3,±4,±5x = \pm \boxed{3}, \pm \boxed{4}, \pm \boxed{5} を求める部分と、不等式 3<4<5\boxed{3} < \boxed{4} < \boxed{5} の空欄を埋める部分があります。

2. 解き方の手順

まず、x=1+5x = 1 + \sqrt{5} が解である2次方程式を求めます。
x=1+5x = 1 + \sqrt{5} より、x1=5x - 1 = \sqrt{5}
両辺を2乗すると、(x1)2=(5)2(x - 1)^2 = (\sqrt{5})^2 となり、x22x+1=5x^2 - 2x + 1 = 5
したがって、x22x4=0x^2 - 2x - 4 = 0
問題文にある方程式は x21x2=0x^2 - \boxed{1}x - \boxed{2} = 0 なので、それぞれの空欄には2と4が入ります。
したがって、x22x4=0x^2-2x-4=0
次に、与えられた定理から、この2次方程式の有理数解の候補を求めます。
定数項は-4なので、-4の約数は±1, ±2, ±4です。
最高次の係数は1なので、1の約数は±1です。
したがって、有理数解の候補は ±11,±21,±41\pm \frac{1}{1}, \pm \frac{2}{1}, \pm \frac{4}{1} すなわち ±1,±2,±4\pm 1, \pm 2, \pm 4となります。問題文では ±3,±4,±5\pm \boxed{3}, \pm \boxed{4}, \pm \boxed{5} となっているので、±1,±2,±4\pm 1, \pm 2, \pm 4 と対応させると、±1,±2,±4\pm \boxed{1}, \pm \boxed{2}, \pm \boxed{4} となります。
問題文の穴埋め形式に合わせると、有理数解の候補は x=±2の約数1の約数=±1,±2,±4x = \pm \frac{\boxed{2}の約数}{\boxed{1}の約数} = \pm \boxed{1}, \pm \boxed{2}, \pm \boxed{4} となります。したがって、空欄は順に1, 2, 4です。
これらのどの数もx22x4=0x^2-2x-4=0を満たさないことを確認します。
x=±1,±2,±4x= \pm 1, \pm 2, \pm 4を代入して確認すると、x=1x=1のとき12214=501^2-2\cdot1-4 = -5 \neq 0, x=1x=-1のとき(1)22(1)4=10(-1)^2-2\cdot(-1)-4=-1 \neq 0 x=2x=2のとき22224=402^2-2\cdot2-4 = -4 \neq 0, x=2x=-2のとき(2)22(2)4=40(-2)^2-2\cdot(-2)-4=4 \neq 0, x=4x=4のとき42244=404^2-2\cdot4-4 = 4 \neq 0, x=4x=-4のとき(4)22(4)4=200(-4)^2-2\cdot(-4)-4=20 \neq 0
不等式 3<4<5\boxed{3} < \boxed{4} < \boxed{5} ですが、問題文の誤植と思われます。

3. 最終的な答え

問題文の空欄を埋めると以下のようになります。
x22x4=0x^2 - \boxed{2}x - \boxed{4} = 0
x=±1,±2,±4x = \pm \boxed{1}, \pm \boxed{2}, \pm \boxed{4}
1<2<41 < 2 < 4

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