ある商店で販売している商品Aと商品Bがある。商品Aは定価より8%値下げ、商品Bは定価より10%値上げして販売した。 この結果、商品Aと商品B1個ずつの売値の合計は944円となり、定価のときよりも4円高くなった。また、販売額の合計は8,860円で、商品Aの販売個数は商品Bの販売個数の2倍より4個多い。商品Aの販売個数を求める。

代数学連立方程式文章問題割合方程式
2025/4/8

1. 問題の内容

ある商店で販売している商品Aと商品Bがある。商品Aは定価より8%値下げ、商品Bは定価より10%値上げして販売した。
この結果、商品Aと商品B1個ずつの売値の合計は944円となり、定価のときよりも4円高くなった。また、販売額の合計は8,860円で、商品Aの販売個数は商品Bの販売個数の2倍より4個多い。商品Aの販売個数を求める。

2. 解き方の手順

まず、商品Aの定価をaa、商品Bの定価をbbとする。
商品Aの販売価格は0.92a0.92a、商品Bの販売価格は1.1b1.1bとなる。
問題文より、
0.92a+1.1b=9440.92a + 1.1b = 944
a+b=9444=940a + b = 944 - 4 = 940
この連立方程式を解く。
a=940ba = 940 - b0.92a+1.1b=9440.92a + 1.1b = 944に代入すると、
0.92(940b)+1.1b=9440.92(940 - b) + 1.1b = 944
864.80.92b+1.1b=944864.8 - 0.92b + 1.1b = 944
0.18b=944864.8=79.20.18b = 944 - 864.8 = 79.2
b=79.2/0.18=440b = 79.2 / 0.18 = 440
a=940b=940440=500a = 940 - b = 940 - 440 = 500
商品Aの定価は500円、商品Bの定価は440円。
商品Aの販売価格は0.92×500=4600.92 \times 500 = 460
商品Bの販売価格は1.1×440=4841.1 \times 440 = 484
商品Aの販売個数をxx、商品Bの販売個数をyyとする。
問題文より、
460x+484y=8860460x + 484y = 8860
x=2y+4x = 2y + 4
x=2y+4x = 2y + 4460x+484y=8860460x + 484y = 8860に代入すると、
460(2y+4)+484y=8860460(2y + 4) + 484y = 8860
920y+1840+484y=8860920y + 1840 + 484y = 8860
1404y=88601840=70201404y = 8860 - 1840 = 7020
y=7020/1404=5y = 7020 / 1404 = 5
x=2y+4=2(5)+4=10+4=14x = 2y + 4 = 2(5) + 4 = 10 + 4 = 14

3. 最終的な答え

商品Aの販売個数は14個。
(1)

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