実数全体を全体集合とし、その部分集合A, Bを $A=\{x | x < -2, 7 \le x\}$, $B=\{x | |x| < 3\}$とするとき、集合 $\overline{A \cup B}$ に属する整数は全部でいくつあるか求める問題です。ここで、$\overline{A \cup B}$ は $A \cup B$ の補集合を表します。問題文には、$\overline{A \cup B}$に属する整数は全部で34個であると書かれていますが、これは誤りであると思われます。正しく問題を解いてみます。
2025/4/8
1. 問題の内容
実数全体を全体集合とし、その部分集合A, Bを , とするとき、集合 に属する整数は全部でいくつあるか求める問題です。ここで、 は の補集合を表します。問題文には、に属する整数は全部で34個であると書かれていますが、これは誤りであると思われます。正しく問題を解いてみます。
2. 解き方の手順
まず、 と の具体的な要素を整数で考えます。
なので、 に含まれる整数は、 と です。
なので、 は と同値です。したがって、 に含まれる整数は、 です。
は、 と の少なくとも一方に含まれる要素の集合です。
ここで、 に含まれる整数の集合を求めます。
に含まれる整数は、 と と です。
つまり、 または である整数です。
は、 の補集合なので、全体集合から の要素を取り除いたものです。
の範囲を実数で考えると、全体集合が実数全体なので、 となります。
に含まれる整数は、 の4個です。
3. 最終的な答え
に属する整数は全部で4個です。