x のデータは 6, 5, 4, 3, 7 なので、 x の平均 xˉ=56+5+4+3+7=525=5 各データと平均の差の二乗を計算し、その平均を取ります。
(6−5)2=1 (5−5)2=0 (4−5)2=1 (3−5)2=4 (7−5)2=4 x の分散 sx2=51+0+1+4+4=510=2 y のデータは 3, 9, 7, 5, 1 なので、 y の平均 yˉ=53+9+7+5+1=525=5 各データと平均の差の二乗を計算し、その平均を取ります。
(3−5)2=4 (9−5)2=16 (7−5)2=4 (5−5)2=0 (1−5)2=16 y の分散 sy2=54+16+4+0+16=540=8 各データの x と y の偏差の積を計算し、その平均を取ります。 (6−5)(3−5)=1×(−2)=−2 (5−5)(9−5)=0×4=0 (4−5)(7−5)=−1×2=−2 (3−5)(5−5)=−2×0=0 (7−5)(1−5)=2×(−4)=−8 x と y の共分散 sxy=5−2+0−2+0−8=5−12=−2.4 (6) 相関係数の計算:
相関係数は、共分散を x と y の標準偏差の積で割ったものです。 x の標準偏差 sx=2 y の標準偏差 sy=8=22 相関係数 r=sxsysxy=2×22−2.4=4−2.4=−0.6 (7) 相関の種類の判断:
相関係数 r は -0.6 であり、負の値なので、x と y の間には負の相関があると考えられます。