点Tは円の接点である。線分PTの長さ$x$を求める問題です。線分PAの長さは4, 線分BAの長さは3です。

幾何学接線接線と弦の作る角の定理相似方べきの定理
2025/4/8

1. 問題の内容

点Tは円の接点である。線分PTの長さxxを求める問題です。線分PAの長さは4, 線分BAの長さは3です。

2. 解き方の手順

接線と弦の作る角の定理より、PTA=TBA\angle PTA = \angle TBAとなります。
また、ATP\angle ATPBTA\angle BTAを共有しているので、PTA\triangle PTABTA\triangle BTAは相似です。
したがって、対応する辺の比が等しくなるので、以下の関係が成り立ちます。
PTBT=ATBA=PATA\frac{PT}{BT} = \frac{AT}{BA} = \frac{PA}{TA}
AT=BTAT = BTであるため、PTAT=AT3=4AT\frac{PT}{AT} = \frac{AT}{3} = \frac{4}{AT} となります。
AT2=3×4=12AT^2 = 3 \times 4 = 12
AT=12=23AT = \sqrt{12} = 2\sqrt{3}
PT23=233\frac{PT}{2\sqrt{3}} = \frac{2\sqrt{3}}{3}
PT=(23)(23)3=4×33=4PT = \frac{(2\sqrt{3})(2\sqrt{3})}{3} = \frac{4 \times 3}{3} = 4
方べきの定理より PT2=PA×PBPT^2 = PA \times PB
PT2=PA(PA+AB)PT^2 = PA(PA+AB)
PT2=x2=PA(PA+3)PT^2 = x^2= PA(PA+3)
円の接線定理より PT2=PA(PA+AB)PT^2=PA(PA+AB)が成り立つので
x2=4(4+3)=4×7=28x^2=4(4+3)=4\times 7=28
x=28=27x=\sqrt{28}=2\sqrt{7}

3. 最終的な答え

x=27x = 2\sqrt{7}

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