放物線 $y = 4(x+3)^2 + 5$ を $x$ 軸方向に $4$、$y$ 軸方向に $-6$ だけ平行移動して得られる放物線の頂点と方程式を求めよ。

代数学放物線平行移動二次関数頂点
2025/4/8

1. 問題の内容

放物線 y=4(x+3)2+5y = 4(x+3)^2 + 5xx 軸方向に 44yy 軸方向に 6-6 だけ平行移動して得られる放物線の頂点と方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

元の放物線 y=4(x+3)2+5y = 4(x+3)^2 + 5 の頂点は (3,5)(-3, 5) です。
xx軸方向に 44yy軸方向に 6-6 だけ平行移動すると、頂点の座標は以下のように変化します。
xx座標: 3+4=1-3 + 4 = 1
yy座標: 5+(6)=15 + (-6) = -1
したがって、移動後の放物線の頂点は (1,1)(1, -1) です。
放物線を平行移動しても、x2x^2 の係数は変わりません。つまり、x2x^2の係数は44のままです。
頂点が (1,1)(1, -1) である放物線の方程式は、y=a(x1)21y = a(x - 1)^2 - 1 の形で表されます。
x2x^2 の係数は 44 であることから、a=4a = 4 となります。
よって、移動後の放物線の方程式は y=4(x1)21y = 4(x - 1)^2 - 1 となります。
この式を展開すると、
y=4(x22x+1)1y = 4(x^2 - 2x + 1) - 1
y=4x28x+41y = 4x^2 - 8x + 4 - 1
y=4x28x+3y = 4x^2 - 8x + 3
となります。

3. 最終的な答え

頂点: (1,1)(1, -1)
式: y=4(x1)21y = 4(x-1)^2 - 1 または y=4x28x+3y = 4x^2 - 8x + 3

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