## 問題106
1. 問題の内容
3個のサイコロを同時に投げるとき、少なくとも2個のサイコロの目が一致する確率を求める。
2. 解き方の手順
少なくとも2個のサイコロの目が一致する確率を直接求めるのは難しいので、余事象を利用する。余事象は「3個のサイコロの目がすべて異なる」である。
* 3個のサイコロの目の出方の総数は、通り。
* 3個のサイコロの目がすべて異なる場合の数は、通り。
* 3個のサイコロの目がすべて異なる確率は、。
* したがって、少なくとも2個のサイコロの目が一致する確率は、。
3. 最終的な答え
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## 問題107(前半)
1. 問題の内容
ハート3枚、ダイヤ2枚、スペード1枚の計6枚のトランプを1列に並べるとき、両端がハートである確率を求める。
2. 解き方の手順
* 6枚のトランプの並べ方の総数は、通り。
* 両端がハートである並べ方を考える。まず、両端にハートを配置する方法は、3枚のハートから2枚選んで並べるので、通り。
* 残りの4枚(ハート1枚、ダイヤ2枚、スペード1枚)の並べ方は、通り。
* したがって、両端がハートである並べ方の総数は、通り。
(別解: 3枚のハートから2枚を選んで並べる方法は 通り。残りの4枚の並べ方は4枚の中からハート、ダイヤ、スペードの位置を選ぶので 通り。)
* 両端がハートである確率は、。
3. 最終的な答え
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## 問題107(後半)
1. 問題の内容
ハート3枚、ダイヤ2枚、スペード1枚の計6枚のトランプを1列に並べるとき、ハートとダイヤが隣り合わない確率を求める。
2. 解き方の手順
まず、スペード1枚を固定して残りのハートとダイヤの並び方を考える。
ハートとダイヤが隣り合わないので、スペードを分離壁のように考える。
まずハートを並べる場所を決め、ハートの間もしくは端にダイヤを入れる。
ハート3枚の並べ方は1通り。
ハートを並べたときにできる隙間は4箇所。この4箇所からダイヤ2枚の場所を選ぶとダイヤが隣り合わない。
4箇所から2箇所を選ぶ方法は通り。
トランプの並べ方の総数は、通り。
ハートとダイヤが隣り合わない確率は、ではない.
別解として包除原理を利用する。
まず6枚を並べる場合の数は60通り。
ハートとダイヤが隣り合わない確率を考える。
ハートとダイヤが少なくとも一組隣り合う場合の数を求める。
まず、隣り合うハートとダイヤのペアをHDとDHと考える。
HD, DHというペアが少なくとも一組ある確率を求める。
この求め方が難しい。包除原理で解けない可能性あり。
3. 最終的な答え
詳細な解法が難しいので、保留とする。
(推定: 正確な値を出すのが難しい問題なので、試験問題として不適切である可能性もある。)