(1)
サイコロ A, B の出目の組み合わせは全部で 6×6=36 通りあります。 ab=30 となるのは、(a,b)=(5,6),(6,5) の 2 通りです。 したがって、確率は 362=181 です。 (2) (i)
サイコロ A, B, C の出目の組み合わせは全部で 6×6×6=216 通りあります。 abc=30 となるのは、(a,b,c)=(1,5,6),(1,6,5),(5,1,6),(5,6,1),(6,1,5),(6,5,1),(2,3,5),(2,5,3),(3,2,5),(3,5,2),(5,2,3),(5,3,2) の 12 通りです。 したがって、確率は 21612=181 です。 abc=180 となるのは、(a,b,c)=(4,6,24180), 180=22∗32∗5 (a,b,c)=(5,6,6),(6,5,6),(6,6,5),(3,6,10), (a,b,c)=(3,4,15)。 しかし、各要素は6以下でなければならないので、以下の場合分けとなる:
(3,5,12),(3,6,10),(4,5,9),(4,6,430)=(4,6,7.5). (5,6,6), permutationは3つある. (3,6,10) などはありえないため、 (a,b,c)=(5,6,6),(6,5,6),(6,6,5) の 3 通りです。 したがって、確率は 2163=721 です。 (2) (ii)
abc が 30 の倍数となるのは、abc が 30, 60, 90, 120, 150, 180, 210, 240, 270, 300, 330, 360 のいずれかになる場合です。 余事象を考えると、abc が 30 の倍数にならない場合を求めるのが難しいです。 30の倍数になる条件は、2の倍数、3の倍数、5の倍数になることである。
P(A∪B∪C)=P(A)+P(B)+P(C)−P(A∩B)−P(B∩C)−P(C∩A)+P(A∩B∩C) A: 2の倍数、B: 3の倍数、C: 5の倍数
P(A)=1−(1/2)3=7/8, P(B)=1−(2/3)3=19/27, P(C)=1−(4/5)3=61/125 求める確率は、1−P(A)P(B)P(C)=1−(21)3(32)3(54)3=1−8127812564=1−27×12564=1−337564=33753311 (3) (i)
4 つのサイコロの出目の組み合わせは全部で 64=1296 通りあります。 5と6が少なくとも一つずつ含まれる確率を求める。
余事象は、5が含まれない、または6が含まれない、または両方含まれない。
5が含まれない確率は (5/6)4=625/1296 6が含まれない確率は (5/6)4=625/1296 5も6も含まれない確率は (4/6)4=(2/3)4=16/81=256/1296 5が含まれないまたは6が含まれない確率は 1296625+1296625−1296256=1296994=648497 5と6がともに含まれる確率は 1−648497=648151 (3) (ii)
abcd が 30 の倍数となる確率は、2の倍数、3の倍数、5の倍数となる確率を求める必要がある。 2の倍数である確率は 1−(1/2)4=1−1/16=15/16 3の倍数である確率は 1−(2/3)4=1−16/81=65/81 5の倍数である確率は 1−(4/5)4=1−256/625=369/625 1−P(A)P(B)P(C)=1−(21)4(32)4(54)4=1−1618116625256=1−81×625256=1−50625256=5062550369