8個のデータ $3, 6, 8, 8, 8, 9, 11, 11$ が与えられています。このデータの平均値、分散、標準偏差を計算し、標準偏差に最も近い選択肢を選びます。

確率論・統計学平均分散標準偏差データ解析
2025/4/8

1. 問題の内容

8個のデータ 3,6,8,8,8,9,11,113, 6, 8, 8, 8, 9, 11, 11 が与えられています。このデータの平均値、分散、標準偏差を計算し、標準偏差に最も近い選択肢を選びます。

2. 解き方の手順

(1) 平均値の計算:
平均値は、データの総和をデータの個数で割ることで求められます。
平均値 =3+6+8+8+8+9+11+118=648=8 = \frac{3+6+8+8+8+9+11+11}{8} = \frac{64}{8} = 8
よって、平均値は8です。
(2) 分散の計算:
分散は、各データの偏差の二乗の平均です。偏差は、各データから平均値を引いたものです。
まず、偏差の二乗を計算します。
(38)2=25(3-8)^2 = 25
(68)2=4(6-8)^2 = 4
(88)2=0(8-8)^2 = 0
(88)2=0(8-8)^2 = 0
(88)2=0(8-8)^2 = 0
(98)2=1(9-8)^2 = 1
(118)2=9(11-8)^2 = 9
(118)2=9(11-8)^2 = 9
これらの二乗の和は 25+4+0+0+0+1+9+9=4825+4+0+0+0+1+9+9 = 48 です。
分散は、この二乗の和をデータの個数で割ることで求められます。
分散 =488=6= \frac{48}{8} = 6
(3) 標準偏差の計算:
標準偏差は、分散の平方根です。
標準偏差 =62.4494897...= \sqrt{6} \approx 2.4494897...
(4) 最も近い選択肢の選択:
与えられた選択肢の中で、2.449... に最も近いのは 2.45 です。

3. 最終的な答え

平均値: 8
分散: 6
標準偏差: 2.45

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