父、母、息子3人、娘2人の計7人が円形のテーブルに向かって座る時、女性(母と娘2人)が隣り合わない座り方は何通りあるかを求める問題です。

確率論・統計学順列円順列場合の数組み合わせ
2025/4/8

1. 問題の内容

父、母、息子3人、娘2人の計7人が円形のテーブルに向かって座る時、女性(母と娘2人)が隣り合わない座り方は何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、円卓における並び順の問題なので、回転して同じになるものは同一とみなします。
ステップ1:男性(父と息子3人)の座り方を考える。
5人の男性を円卓に並べる方法は (51)!=4!=24(5-1)! = 4! = 24 通りです。
ステップ2:女性(母と娘2人)の座る場所を考える。
男性の間には5つの場所があります。女性3人が隣り合わないためには、この5つの場所から3つを選ぶ必要があります。この選び方は 5P3=5×4×3=60{}_5P_3 = 5 \times 4 \times 3 = 60 通りです。選んだ3つの席に、母と娘2人を並べる順序は 3!=63! = 6 通りです。
ステップ3:女性の並び方を考慮する。
ステップ2で選んだ席に女性を並べる順序は 3!=63! = 6通りです。
ステップ4:全体の座り方を計算する。
男性の座り方と女性の座り方を掛け合わせます。
全体の座り方は 4!×5P3=24×60=14404! \times {}_5P_3 = 24 \times 60 = 1440 通りです。
選んだ席に女性を並べる順序も考慮すると、24×60=144024 \times 60=1440 通り。
よって、求める場合の数は、
4!×5P3=24×(5×4×3)=24×60=14404! \times {}_5P_3 = 24 \times (5 \times 4 \times 3) = 24 \times 60 = 1440通りです。

3. 最終的な答え

女性が隣り合わない座り方は、1440通りです。
ヌ:1
ネ:4
ノ:0

「確率論・統計学」の関連問題

3つのサイコロを同時に投げ、それぞれのサイコロの出た目を $X$, $Y$, $Z$ とします。このとき、$X + Y + Z$ の分散を求めなさい。

分散確率変数サイコロ期待値
2025/4/13

確率変数 $X$ の期待値 $E(X) = -3$、分散 $V(X) = 5$、確率変数 $Y$ の期待値 $E(Y) = 2$、分散 $V(Y) = 4$ である。$X$ と $Y$ は互いに独立で...

期待値分散標準偏差確率変数独立
2025/4/13

3つのサイコロを同時に投げたとき、それぞれの出目を $X, Y, Z$ とします。積 $XYZ$ の期待値を求めます。

期待値確率サイコロ
2025/4/13

確率変数 $X$ と $Y$ が互いに独立で、それぞれの確率分布が与えられている。積 $XY$ の期待値 $E[XY]$ を求める。$X$ は $1$ と $3$ の値をとり、それぞれの確率は $P(...

確率変数期待値独立性確率分布
2025/4/13

大小2個のサイコロを同時に投げ、それぞれのサイコロの出る目をX, Yとする。確率変数X, Yが独立であることを確かめる問題です。

確率確率変数独立性サイコロ確率分布
2025/4/13

例5において、確率変数XとYの取る任意の値aとbについて、$P(X=a, Y=b) = P(X=a)P(Y=b)$が成り立つことを確認する問題です。この式は、XとYが独立であるということを示しています...

確率確率変数独立性同時確率
2025/4/13

10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨をそれぞれ1枚ずつ、合計3枚同時に投げたとき、表が出た硬貨の金額の和の期待値を求めよ。

期待値確率コイン
2025/4/13

正五角形ABCDEの頂点AにいるPさんが、さいころを振って出た目の数だけ反時計回りに頂点を移動する。 (1) さいころを1回振ったとき、Pさんが頂点Bにいる確率を求める。 (2) さいころを2回振った...

確率サイコロ期待値場合の数確率分布
2025/4/13

## 問題の内容

確率サイコロ正五角形場合の数
2025/4/13

3つのサイコロを同時に投げ、それぞれの出目を $X, Y, Z$ とするとき、出目の和 $X+Y+Z$ の期待値を求める問題です。

期待値確率変数サイコロ線形性
2025/4/13