あるグループの小テストの点数(4, 7, 5, 3, 1)の標準偏差を求める。答えは小数第一位までとする。

確率論・統計学標準偏差分散統計
2025/4/8

1. 問題の内容

あるグループの小テストの点数(4, 7, 5, 3, 1)の標準偏差を求める。答えは小数第一位までとする。

2. 解き方の手順

まず、データの平均値を計算する。
次に、各データと平均値との差を計算し、その差を二乗する。
それらの二乗した差の平均値を計算する(分散)。
最後に、分散の平方根を計算する(標準偏差)。
ステップ1:平均値の計算
平均値 xˉ\bar{x} は、データの合計をデータ数で割ったものです。
xˉ=4+7+5+3+15=205=4\bar{x} = \frac{4 + 7 + 5 + 3 + 1}{5} = \frac{20}{5} = 4
ステップ2:各データと平均値との差の計算と二乗
各データについて (xixˉ)2(x_i - \bar{x})^2 を計算します。
- (44)2=02=0(4 - 4)^2 = 0^2 = 0
- (74)2=32=9(7 - 4)^2 = 3^2 = 9
- (54)2=12=1(5 - 4)^2 = 1^2 = 1
- (34)2=(1)2=1(3 - 4)^2 = (-1)^2 = 1
- (14)2=(3)2=9(1 - 4)^2 = (-3)^2 = 9
ステップ3:分散の計算
分散 s2s^2 は、二乗した差の平均値です。
s2=0+9+1+1+95=205=4s^2 = \frac{0 + 9 + 1 + 1 + 9}{5} = \frac{20}{5} = 4
ステップ4:標準偏差の計算
標準偏差 ss は、分散の平方根です。
s=4=2s = \sqrt{4} = 2

3. 最終的な答え

2.0 点

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