ある商品の1週間の売り上げ個数(15, 4, 9, 13, 11, 12, 13)の標準偏差を小数第一位まで求める問題です。

確率論・統計学標準偏差統計データの分析
2025/4/8

1. 問題の内容

ある商品の1週間の売り上げ個数(15, 4, 9, 13, 11, 12, 13)の標準偏差を小数第一位まで求める問題です。

2. 解き方の手順

標準偏差を求めるには、以下の手順で計算します。

1. 平均を計算する。

2. 各データと平均の差(偏差)を計算する。

3. 偏差の二乗を計算する。

4. 偏差の二乗の平均(分散)を計算する。

5. 分散の平方根を計算する(これが標準偏差)。

1. 平均の計算

平均 = (15+4+9+13+11+12+13)/7=77/7=11(15 + 4 + 9 + 13 + 11 + 12 + 13) / 7 = 77 / 7 = 11

2. 偏差の計算

各データから平均(11)を引きます。
15 - 11 = 4
4 - 11 = -7
9 - 11 = -2
13 - 11 = 2
11 - 11 = 0
12 - 11 = 1
13 - 11 = 2

3. 偏差の二乗の計算

各偏差を二乗します。
4^2 = 16
(-7)^2 = 49
(-2)^2 = 4
2^2 = 4
0^2 = 0
1^2 = 1
2^2 = 4

4. 分散の計算

偏差の二乗の平均を計算します。
分散 = (16+49+4+4+0+1+4)/7=78/711.14(16 + 49 + 4 + 4 + 0 + 1 + 4) / 7 = 78 / 7 \approx 11.14

5. 標準偏差の計算

分散の平方根を計算します。
標準偏差 = 78/711.143.33766\sqrt{78/7} \approx \sqrt{11.14} \approx 3.33766
小数第一位までなので、四捨五入して3.3となります。

3. 最終的な答え

3.3 個

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