直線 $y = 2x + k$ が円 $x^2 + y^2 = 1$ と接するような $k$ の値を求める。

幾何学直線接する距離代数
2025/4/8

1. 問題の内容

直線 y=2x+ky = 2x + k が円 x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 と接するような kk の値を求める。

2. 解き方の手順

直線と円が接するということは、円の中心から直線までの距離が円の半径に等しいことを意味する。円 x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 の中心は原点 (0,0)(0, 0) であり、半径は 11 である。
直線 y=2x+ky = 2x + k2xy+k=02x - y + k = 0 と変形できる。点 (x0,y0)(x_0, y_0) から直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0 までの距離 dd は次の式で与えられる。
d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
今回の場合は、点 (0,0)(0, 0) から直線 2xy+k=02x - y + k = 0 までの距離 dd は、
d=2(0)(0)+k22+(1)2=k5d = \frac{|2(0) - (0) + k|}{\sqrt{2^2 + (-1)^2}} = \frac{|k|}{\sqrt{5}}
この距離が円の半径 11 に等しいので、
k5=1\frac{|k|}{\sqrt{5}} = 1
k=5|k| = \sqrt{5}
したがって、k=±5k = \pm \sqrt{5}

3. 最終的な答え

k=5,5k = \sqrt{5}, -\sqrt{5}

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