三角形ABCにおいて、$AB = c$, $BC = a$, $CA = b$とし、$a \sin A + b \sin B = c \sin C$という関係式が成り立つとき、正弦定理を用いて$\sin A$, $\sin B$, $\sin C$を$a, b, c, R$で表し、与えられた関係式に代入することで$a, b, c$の間の関係式を求め、三角形ABCの種類を判定する問題です。

幾何学三角形正弦定理直角三角形三角比
2025/6/12

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AB=cAB = c, BC=aBC = a, CA=bCA = bとし、asinA+bsinB=csinCa \sin A + b \sin B = c \sin Cという関係式が成り立つとき、正弦定理を用いてsinA\sin A, sinB\sin B, sinC\sin Ca,b,c,Ra, b, c, Rで表し、与えられた関係式に代入することでa,b,ca, b, cの間の関係式を求め、三角形ABCの種類を判定する問題です。

2. 解き方の手順

まず、正弦定理より、
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
したがって、
sinA=a2R\sin A = \frac{a}{2R}
sinB=b2R\sin B = \frac{b}{2R}
sinC=c2R\sin C = \frac{c}{2R}
これらをasinA+bsinB=csinCa \sin A + b \sin B = c \sin Cに代入すると、
aa2R+bb2R=cc2Ra \cdot \frac{a}{2R} + b \cdot \frac{b}{2R} = c \cdot \frac{c}{2R}
両辺に2R2Rを掛けると、
a2+b2=c2a^2 + b^2 = c^2
したがって、三角形ABCはCCを直角とする直角三角形です。

3. 最終的な答え

ア: a2R\frac{a}{2R}
イ: b2R\frac{b}{2R}
ウ: c2R\frac{c}{2R}
エ: a2+b2=c2a^2 + b^2 = c^2
オ: Cを直角とする直角三角形

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