三角形ABCの外接円の半径を求める問題です。三角形の各角の大きさと、辺aの長さが与えられています。

幾何学三角形外接円正弦定理角度辺の長さ
2025/4/8

1. 問題の内容

三角形ABCの外接円の半径を求める問題です。三角形の各角の大きさと、辺aの長さが与えられています。

2. 解き方の手順

外接円の半径を求めるには、正弦定理を利用します。正弦定理は、三角形の各辺の長さとその対角の正弦の比が、外接円の直径に等しいという定理です。
まず、角A, B, C のうち、角A と 角B の角度がそれぞれ45度、30度であると与えられています。よって角C の角度は、三角形の内角の和が180度であることから、 1804530=105180 - 45 - 30 = 105 度となります。
a=8a = 8 が与えられています。この辺a は、角Aの対辺です。
正弦定理より、以下の式が成り立ちます。
asinA=2R\frac{a}{\sin A} = 2R
ここで、aa は辺BC の長さ、AA は角BACの角度、RR は外接円の半径です。
したがって、2R=8sin452R = \frac{8}{\sin 45^\circ} となり、これを解くことで外接円の半径RR を求めることができます。
sin45=22\sin 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2} なので、
2R=822=8×22=162=1622=822R = \frac{8}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{8 \times 2}{\sqrt{2}} = \frac{16}{\sqrt{2}} = \frac{16\sqrt{2}}{2} = 8\sqrt{2}
R=822=42R = \frac{8\sqrt{2}}{2} = 4\sqrt{2}

3. 最終的な答え

424\sqrt{2}

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