円周を12等分する点AからLがある。線分ALとDEが交わってできる角$\alpha$の大きさを求める問題です。

幾何学円周角角度幾何
2025/6/20

1. 問題の内容

円周を12等分する点AからLがある。線分ALとDEが交わってできる角α\alphaの大きさを求める問題です。

2. 解き方の手順

円周を12等分するので、各弧に対する中心角は 360/12=30360^\circ / 12 = 30^\circ です。
円周角の定理を利用して、角α\alphaを求めます。
α\alphaは、線分ALとDEが交わってできる角なので、DLC\angle DLCALE\angle ALEの和で表すことができます。
DLC\angle DLCは弧DCに対する円周角です。弧DCは円周の1/12にあたるので、中心角は3030^\circです。したがって、円周角DLC\angle DLC30/2=1530^\circ / 2 = 15^\circです。
ALE\angle ALEは弧AEに対する円周角です。弧AEは円周の4/12、つまり1/3にあたるので、中心角は360/3=120360^\circ / 3 = 120^\circです。したがって、円周角ALE\angle ALE120/2=60120^\circ / 2 = 60^\circです。
α\alphaDLC\angle DLCALE\angle ALEの外角なので、
α=DLC+ALE=15+60=75\alpha = \angle DLC + \angle ALE = 15^\circ + 60^\circ = 75^\circ

3. 最終的な答え

α=75\alpha = 75^\circ

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