右の図において、直線lは原点を通る直線、直線mは方程式 $x+2y-10=0$ で表される直線である。直線lとmはy座標が2の点で交わり、その交点をAとする。直線mとx軸、y軸との交点をそれぞれB, Cとする。直線 $x=4$ と直線l, mとの交点をそれぞれD, Eとする。このとき、以下の問いに答える。 (1) 直線mをグラフとする1次関数を求めよ。 (2) 四角形CODEの面積を求めよ。ただし、座標の1目盛りは1cmとする。
2025/4/8
## 解答
1. 問題の内容
右の図において、直線lは原点を通る直線、直線mは方程式 で表される直線である。直線lとmはy座標が2の点で交わり、その交点をAとする。直線mとx軸、y軸との交点をそれぞれB, Cとする。直線 と直線l, mとの交点をそれぞれD, Eとする。このとき、以下の問いに答える。
(1) 直線mをグラフとする1次関数を求めよ。
(2) 四角形CODEの面積を求めよ。ただし、座標の1目盛りは1cmとする。
2. 解き方の手順
(1) 直線mの方程式 をyについて解く。
(2) 各点の座標を求める。
Aは直線lとmの交点であり、y座標が2である。
直線mの方程式に を代入する。
よって、A(6, 2)。
Bは直線mとx軸の交点なので、 を代入する。
よって、B(10, 0)。
Cは直線mとy軸の交点なので、 を代入する。
よって、C(0, 5)。
Dは直線lと直線 の交点である。
直線lは原点を通るので、 と表せる。点A(6, 2)を通るので、 。
よって、直線lは 。
したがって、Dの座標は 。
Eは直線mと直線 の交点である。
直線mの方程式に を代入する。
よって、E(4, 3)。
四角形CODEの面積を求める。
四角形CODEは台形ODEと三角形OCEを足したものとして考えることができる。
台形ODEの面積は、
CEは
三角形ODEの面積は
四角形CODEは台形である。上底はDE = 。下底はOC = 。高さはOD = 。
したがって四角形CODEの面積は、
3. 最終的な答え
(1)
(2)