点O(0, 0)からの距離と点A(6, 0)からの距離の比が1:2である点Pの軌跡を求める。

幾何学軌跡距離座標
2025/6/21

1. 問題の内容

点O(0, 0)からの距離と点A(6, 0)からの距離の比が1:2である点Pの軌跡を求める。

2. 解き方の手順

点Pの座標を(x, y)とする。
点Pと点Oの距離は x2+y2\sqrt{x^2+y^2} である。
点Pと点Aの距離は (x6)2+y2\sqrt{(x-6)^2+y^2} である。
問題文より、x2+y2:(x6)2+y2=1:2\sqrt{x^2+y^2}:\sqrt{(x-6)^2+y^2} = 1:2が成り立つ。
これを式で表すと、
x2+y2(x6)2+y2=12\frac{\sqrt{x^2+y^2}}{\sqrt{(x-6)^2+y^2}} = \frac{1}{2}
両辺を2乗すると、
x2+y2(x6)2+y2=14\frac{x^2+y^2}{(x-6)^2+y^2} = \frac{1}{4}
両辺に(x6)2+y2(x-6)^2+y^2をかけると、
x2+y2=14((x6)2+y2)x^2+y^2 = \frac{1}{4}((x-6)^2+y^2)
4(x2+y2)=(x6)2+y24(x^2+y^2) = (x-6)^2+y^2
4x2+4y2=x212x+36+y24x^2 + 4y^2 = x^2 - 12x + 36 + y^2
3x2+12x+3y2=363x^2 + 12x + 3y^2 = 36
両辺を3で割ると、
x2+4x+y2=12x^2 + 4x + y^2 = 12
平方完成を行う。
(x+2)24+y2=12(x+2)^2 - 4 + y^2 = 12
(x+2)2+y2=16(x+2)^2 + y^2 = 16

3. 最終的な答え

(x+2)2+y2=16(x+2)^2 + y^2 = 16
これは、中心が(-2, 0)、半径が4の円を表す。

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