平面 $R^2$ 内の点 $c = \begin{pmatrix} 2 \\ -1 \end{pmatrix}$ を通り、ベクトル $p = \begin{pmatrix} -1 \\ 3 \end{pmatrix}$ 方向に伸びる直線を考える。 この直線をパラメータ表示で表す問題である。

幾何学ベクトル直線パラメータ表示傾き
2025/6/21
## Q4

1. 問題の内容

平面 R2R^2 内の点 c=(21)c = \begin{pmatrix} 2 \\ -1 \end{pmatrix} を通り、ベクトル p=(13)p = \begin{pmatrix} -1 \\ 3 \end{pmatrix} 方向に伸びる直線を考える。
この直線をパラメータ表示で表す問題である。

2. 解き方の手順

直線のパラメータ表示は、通常、位置ベクトルと方向ベクトルを用いて表される。
この場合、点 cc が位置ベクトルに対応し、ベクトル pp が方向ベクトルに対応する。
したがって、直線上の任意の点 (x,y)(x, y) は、
(xy)=c+sp=(21)+s(13)\begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} = c + sp = \begin{pmatrix} 2 \\ -1 \end{pmatrix} + s\begin{pmatrix} -1 \\ 3 \end{pmatrix}
と表すことができる。
したがって、(1)には cc が、(2)には pp が入る。

3. 最終的な答え

(1) = c
(2) = p
## Q5

1. 問題の内容

平面 R2R^2 内の直線 x3y=1x - 3y = 1 について、傾きと直線上の点、方向ベクトルを求める問題。

2. 解き方の手順

まず、直線の傾きを求める。
x3y=1x - 3y = 1yy について解くと、
3y=x13y = x - 1
y=13x13y = \frac{1}{3}x - \frac{1}{3}
したがって、傾きは 13\frac{1}{3} である。
次に、直線 x3y=1x - 3y = 1 が点 (10)\begin{pmatrix} 1 \\ 0 \end{pmatrix} を通過することを確認する。
x=1,y=0x = 1, y = 0 を代入すると、13(0)=11 - 3(0) = 1 となり、成立する。
直線のパラメータ表示を行う。
x3y=1x - 3y = 1 より、x=3y+1x = 3y + 1 となる。
そこで、y=sy = s (s は任意の実数)とすると、x=3s+1x = 3s + 1 となる。
したがって、
(xy)=(3s+1s)=(10)+s(31)\begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 3s + 1 \\ s \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 1 \\ 0 \end{pmatrix} + s\begin{pmatrix} 3 \\ 1 \end{pmatrix}
と表せる。
問題文より、直線の方向ベクトルは p=(32)p = \begin{pmatrix} 3 \\ 2 \end{pmatrix} とあるので、これは誤りである。正しくは p=(31)p = \begin{pmatrix} 3 \\ 1 \end{pmatrix}

3. 最終的な答え

(1) = 1/3

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