一次関数 $y = -2x + 3$ について、以下の問いに答えます。 (1) グラフの傾きとy軸との切片を求める。 (2) グラフを描く。 (3) $x$ の変域が $-1 \le x \le 3$ のときの $y$ の変域を求める。 (4) $x$ の値が1から3まで増加するときの変化の割合を求める。

代数学一次関数グラフ傾き切片変域変化の割合
2025/4/8

1. 問題の内容

一次関数 y=2x+3y = -2x + 3 について、以下の問いに答えます。
(1) グラフの傾きとy軸との切片を求める。
(2) グラフを描く。
(3) xx の変域が 1x3-1 \le x \le 3 のときの yy の変域を求める。
(4) xx の値が1から3まで増加するときの変化の割合を求める。

2. 解き方の手順

(1) y=2x+3y = -2x + 3 は一次関数の標準形 y=ax+by = ax + b で表されています。ここで、aa は傾き、bb はy軸との切片です。したがって、傾きは 2-2、y軸との切片は 33 です。
(2) グラフを描くには、少なくとも2点が必要です。すでにy切片 (0,3)(0, 3) がわかっているので、別の点を求めます。例えば、x=1x = 1 のとき、y=2(1)+3=1y = -2(1) + 3 = 1 なので、点 (1,1)(1, 1) を通ります。この2点を通る直線を引けばグラフが描けます。
(3) xx の変域が 1x3-1 \le x \le 3 のときの yy の変域を求めます。
x=1x = -1 のとき、y=2(1)+3=2+3=5y = -2(-1) + 3 = 2 + 3 = 5
x=3x = 3 のとき、y=2(3)+3=6+3=3y = -2(3) + 3 = -6 + 3 = -3
xx が増加すると yy が減少する関数なので、x=1x = -1 のときに yy は最大値 55 をとり、x=3x = 3 のときに yy は最小値 3-3 をとります。したがって、yy の変域は 3y5-3 \le y \le 5 となります。
(4) xx の値が1から3まで増加するときの変化の割合を求めます。変化の割合は傾きに等しいので、2-2 となります。
または、xx の増加量は 31=23 - 1 = 2 で、yy の増加量は 2(3)+3(2(1)+3)=31=4-2(3) + 3 - (-2(1) + 3) = -3 - 1 = -4 なので、変化の割合は 42=2\frac{-4}{2} = -2 となります。

3. 最終的な答え

(1) 傾き: 2-2, y軸との切片: 33
(2) グラフは省略します。
(3) 3y5-3 \le y \le 5
(4) 2-2

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