与えられたデータの標準偏差を小数第一位まで求める問題です。データは、あるグループのメンバーの体重で、次の通りです。42, 44, 49, 45, 40 (単位: kg)。

確率論・統計学標準偏差統計データの解析
2025/4/8

1. 問題の内容

与えられたデータの標準偏差を小数第一位まで求める問題です。データは、あるグループのメンバーの体重で、次の通りです。42, 44, 49, 45, 40 (単位: kg)。

2. 解き方の手順

標準偏差を求める手順は以下の通りです。

1. データの平均値を計算する。

2. 各データ点と平均値の差を計算する。

3. 各差の二乗を計算する。

4. 二乗された差の平均値を計算する(分散)。

5. 分散の平方根を計算する(標準偏差)。

手順1: 平均値を計算する。
平均値 = 42+44+49+45+405=2205=44\frac{42 + 44 + 49 + 45 + 40}{5} = \frac{220}{5} = 44
手順2: 各データ点と平均値の差を計算する。
42 - 44 = -2
44 - 44 = 0
49 - 44 = 5
45 - 44 = 1
40 - 44 = -4
手順3: 各差の二乗を計算する。
(2)2=4(-2)^2 = 4
02=00^2 = 0
52=255^2 = 25
12=11^2 = 1
(4)2=16(-4)^2 = 16
手順4: 二乗された差の平均値を計算する(分散)。
分散 = 4+0+25+1+165=465=9.2\frac{4 + 0 + 25 + 1 + 16}{5} = \frac{46}{5} = 9.2
手順5: 分散の平方根を計算する(標準偏差)。
標準偏差 = 9.23.033\sqrt{9.2} \approx 3.033
小数第一位まで求めると、標準偏差は3.0 kgとなります。

3. 最終的な答え

3.0 kg

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