図の直角三角形において、角$\alpha$の正弦(sin)、余弦(cos)、正接(tan)の値を求める問題です。図には、角$\alpha$を持つ直角三角形ABCが描かれており、辺ABの長さが5、辺BCの長さが3と示されています。

幾何学三角比直角三角形ピタゴラスの定理sincostan
2025/4/9

1. 問題の内容

図の直角三角形において、角α\alphaの正弦(sin)、余弦(cos)、正接(tan)の値を求める問題です。図には、角α\alphaを持つ直角三角形ABCが描かれており、辺ABの長さが5、辺BCの長さが3と示されています。

2. 解き方の手順

まず、ピタゴラスの定理を使って、斜辺ACの長さを求めます。ピタゴラスの定理は、a2+b2=c2a^2 + b^2 = c^2 であり、この場合、AB2+BC2=AC2AB^2 + BC^2 = AC^2 となります。
AB=5AB = 5, BC=3BC = 3 を代入すると、
52+32=AC25^2 + 3^2 = AC^2
25+9=AC225 + 9 = AC^2
34=AC234 = AC^2
したがって、AC=34AC = \sqrt{34} となります。
次に、sinα\sin \alpha, cosα\cos \alpha, tanα\tan \alpha をそれぞれ計算します。
* sinα=対辺斜辺=BCAC=334\sin \alpha = \frac{対辺}{斜辺} = \frac{BC}{AC} = \frac{3}{\sqrt{34}}
* cosα=隣辺斜辺=ABAC=534\cos \alpha = \frac{隣辺}{斜辺} = \frac{AB}{AC} = \frac{5}{\sqrt{34}}
* tanα=対辺隣辺=BCAB=35\tan \alpha = \frac{対辺}{隣辺} = \frac{BC}{AB} = \frac{3}{5}
sinα\sin \alphacosα\cos \alphaは分母に34\sqrt{34}があるので有理化しておきます。
sinα=334=33434\sin \alpha = \frac{3}{\sqrt{34}} = \frac{3\sqrt{34}}{34}
cosα=534=53434\cos \alpha = \frac{5}{\sqrt{34}} = \frac{5\sqrt{34}}{34}

3. 最終的な答え

sinα=33434\sin \alpha = \frac{3\sqrt{34}}{34}
cosα=53434\cos \alpha = \frac{5\sqrt{34}}{34}
tanα=35\tan \alpha = \frac{3}{5}

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