傾き30°の斜面を質量2.0kgの物体が斜面に沿って1.0m滑り降りたときに、物体にはたらく重力のした仕事を求める問題です。重力加速度の大きさは $g = 9.8 \ m/s^2$ とします。有効数字は2桁で答えます。

応用数学力学仕事三角関数物理
2025/3/13

1. 問題の内容

傾き30°の斜面を質量2.0kgの物体が斜面に沿って1.0m滑り降りたときに、物体にはたらく重力のした仕事を求める問題です。重力加速度の大きさは g=9.8 m/s2g = 9.8 \ m/s^2 とします。有効数字は2桁で答えます。

2. 解き方の手順

重力のした仕事は、物体の重さ mgmg と、物体の移動距離の鉛直方向成分の積で求められます。
まず、斜面の傾斜角を θ\theta とすると、θ=30\theta = 30^\circ です。物体が斜面に沿って移動した距離を dd とすると、d=1.0 md = 1.0 \ m です。
物体の移動距離の鉛直方向成分 hh は、
h=dsinθh = d \sin{\theta}
で表されます。
したがって、重力のした仕事 WW は、
W=mgh=mgdsinθW = mgh = mgd \sin{\theta}
で求められます。
与えられた値を代入して計算します。
W=(2.0 kg)(9.8 m/s2)(1.0 m)sin30W = (2.0 \ kg)(9.8 \ m/s^2)(1.0 \ m) \sin{30^\circ}
sin30=12=0.5\sin{30^\circ} = \frac{1}{2} = 0.5 なので、
W=(2.0)(9.8)(1.0)(0.5) JW = (2.0)(9.8)(1.0)(0.5) \ J
W=9.8 JW = 9.8 \ J
有効数字2桁で答えるので、9.8 J が答えとなります。

3. 最終的な答え

9. 8 J

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