三角形ABCにおいて、角Aが30度、辺ABの長さが$\sqrt{3}$、辺ACの長さが3であるとき、辺BCの長さ$a$を求めよ。

幾何学三角形余弦定理辺の長さ角度
2025/4/9

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、角Aが30度、辺ABの長さが3\sqrt{3}、辺ACの長さが3であるとき、辺BCの長さaaを求めよ。

2. 解き方の手順

余弦定理を用いる。余弦定理は、三角形ABCにおいて、角Aの対辺の長さをaa、角Bの対辺の長さをbb、角Cの対辺の長さをccとすると、以下の式で表される。
a2=b2+c22bccosAa^2 = b^2 + c^2 - 2bc\cos A
この問題では、b=3b=3, c=3c=\sqrt{3}, A=30A=30^\circであるから、余弦定理に代入すると、
a2=32+(3)22(3)(3)cos30a^2 = 3^2 + (\sqrt{3})^2 - 2(3)(\sqrt{3})\cos 30^\circ
a2=9+36332a^2 = 9 + 3 - 6\sqrt{3} \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}
a2=126332a^2 = 12 - 6\sqrt{3} \cdot \frac{\sqrt{3}}{2}
a2=12632a^2 = 12 - 6 \cdot \frac{3}{2}
a2=129a^2 = 12 - 9
a2=3a^2 = 3
a>0a>0より、
a=3a = \sqrt{3}

3. 最終的な答え

3\sqrt{3}

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