A地点からB地点まで最短距離で行くためには、右に3回、下に2回移動する必要があります。
したがって、合計5回の移動のうち、右への移動3回と下への移動2回の順番を考えることになります。
これは、5回の移動から右への移動3回を選ぶ組み合わせの数、または5回の移動から下への移動2回を選ぶ組み合わせの数と同じです。
組み合わせの数は、二項係数で表され、以下の式で計算できます。
nCr=r!(n−r)!n! ここで、nは全体の数、rは選ぶ数、!は階乗を表します。 この問題では、n=5(合計移動回数)、r=3(右への移動回数)または r=2(下への移動回数)です。 右への移動で考えると、
5C3=3!(5−3)!5!=3!2!5!=(3×2×1)(2×1)5×4×3×2×1=2×15×4=10 下への移動で考えると、
5C2=2!(5−2)!5!=2!3!5!=(2×1)(3×2×1)5×4×3×2×1=2×15×4=10 どちらで計算しても同じ結果になります。