与えられた降水日数データの中央値、第1四分位数、第3四分位数を求める問題と、箱ひげ図から特定の年の降水日数の傾向を読み取る問題です。

確率論・統計学統計四分位数中央値箱ひげ図データの解釈
2025/4/9

1. 問題の内容

与えられた降水日数データの中央値、第1四分位数、第3四分位数を求める問題と、箱ひげ図から特定の年の降水日数の傾向を読み取る問題です。

2. 解き方の手順

(1) 中央値、四分位数の計算
* データを昇順に並べます。
3, 3, 4, 5, 8, 8, 9, 10, 10, 13, 15, 20
* 中央値は、データの真ん中の値です。データ数が12個なので、6番目と7番目の値の平均になります。
中央値 = 8+92=8.5\frac{8 + 9}{2} = 8.5
* 第1四分位数は、中央値より下のデータのさらに中央の値です。3, 3, 4, 5, 8, 8 の中央なので、3番目と4番目の値の平均となります。
第1四分位数 = 4+52=4.5\frac{4 + 5}{2} = 4.5
* 第3四分位数は、中央値より上のデータのさらに中央の値です。9, 10, 10, 13, 15, 20 の中央なので、3番目と4番目の値の平均となります。
第3四分位数 = 10+132=11.5\frac{10 + 13}{2} = 11.5
(2) 箱ひげ図の解釈
箱ひげ図から、各年の降水日数が10日以上の月の数を比較します。箱ひげ図の箱の右端、ひげの右端の位置が高いほど、降水日数が10日以上の月が多いと考えられます。
箱ひげ図を見ると、2019年の箱ひげ図が最も右側に位置している(箱の右端が最も大きい)ため、降水日数が10日以上の月が最も多いと考えられます。

3. 最終的な答え

* 中央値:ア8.イ5 日
* 第1四分位数:ウ4.エ5 日
* 第3四分位数:オ11.キ5 日
* 降水日数が10日以上あった月が最も多いと考えられるのは② 2019年

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