10人の生徒を4人、4人、2人の3つのグループに分ける方法は何通りあるか求める問題です。

確率論・統計学組み合わせ場合の数グループ分け
2025/4/9

1. 問題の内容

10人の生徒を4人、4人、2人の3つのグループに分ける方法は何通りあるか求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、10人から4人を選ぶ組み合わせを計算します。これは 10C4_{10}C_4 で表されます。
10C4=10!4!(104)!=10!4!6!=10×9×8×74×3×2×1=210_{10}C_4 = \frac{10!}{4!(10-4)!} = \frac{10!}{4!6!} = \frac{10 \times 9 \times 8 \times 7}{4 \times 3 \times 2 \times 1} = 210
次に、残りの6人から4人を選ぶ組み合わせを計算します。これは 6C4_6C_4 で表されます。
6C4=6!4!(64)!=6!4!2!=6×52×1=15_6C_4 = \frac{6!}{4!(6-4)!} = \frac{6!}{4!2!} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15
最後に、残りの2人から2人を選ぶ組み合わせは 2C2=1_2C_2 = 1 です。
ここで、4人のグループが2つあるため、これらのグループの並び順は区別しません。したがって、上記の計算結果を2!で割る必要があります。
したがって、求める組み合わせの総数は、
10C4×6C4×2C22!=210×15×12=31502=1575\frac{_{10}C_4 \times _6C_4 \times _2C_2}{2!} = \frac{210 \times 15 \times 1}{2} = \frac{3150}{2} = 1575 通り

3. 最終的な答え

1575 通り

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