3個の白玉と5個の赤玉が入った袋から、1つ玉を取り出して色を確かめ、元に戻さずにさらに1つ玉を取り出す。 事象A: 1度目に白玉を取り出す 事象B: 1度目に赤玉を取り出す 事象C: 2度目に白玉を取り出す このとき、条件付き確率 $P_A(C)$ と $P_B(C)$ を求める。

確率論・統計学条件付き確率確率玉取り
2025/4/9

1. 問題の内容

3個の白玉と5個の赤玉が入った袋から、1つ玉を取り出して色を確かめ、元に戻さずにさらに1つ玉を取り出す。
事象A: 1度目に白玉を取り出す
事象B: 1度目に赤玉を取り出す
事象C: 2度目に白玉を取り出す
このとき、条件付き確率 PA(C)P_A(C)PB(C)P_B(C) を求める。

2. 解き方の手順

PA(C)P_A(C) は、1度目に白玉を取り出したという条件のもとで、2度目に白玉を取り出す確率です。1度目に白玉が出ているので、袋の中には白玉が2個、赤玉が5個、合計7個の玉が入っています。したがって、2度目に白玉を取り出す確率は PA(C)=27P_A(C) = \frac{2}{7}となります。
PB(C)P_B(C) は、1度目に赤玉を取り出したという条件のもとで、2度目に白玉を取り出す確率です。1度目に赤玉が出ているので、袋の中には白玉が3個、赤玉が4個、合計7個の玉が入っています。したがって、2度目に白玉を取り出す確率は PB(C)=37P_B(C) = \frac{3}{7}となります。

3. 最終的な答え

PA(C)=27P_A(C) = \frac{2}{7}
PB(C)=37P_B(C) = \frac{3}{7}

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