10本のくじの中に当たりくじが2本入っている。A, B, Cの3人がこの順に1本ずつくじを引くとき、BまたはCが当たりを引く確率を求めよ。ただし、一度引いたくじは元に戻さないものとする。

確率論・統計学確率条件付き確率余事象
2025/4/9

1. 問題の内容

10本のくじの中に当たりくじが2本入っている。A, B, Cの3人がこの順に1本ずつくじを引くとき、BまたはCが当たりを引く確率を求めよ。ただし、一度引いたくじは元に戻さないものとする。

2. 解き方の手順

BまたはCが当たる確率を求めるには、余事象を考えると計算が楽になります。つまり、「BもCも当たらない」確率を求めて、それを1から引けばよいです。
まず、Aが当たらない確率は、810 \frac{8}{10} です。
次に、Aが外れたという条件のもとでBが外れる確率は、79 \frac{7}{9} です。
さらに、AもBも外れたという条件のもとでCが外れる確率は、68 \frac{6}{8} です。
したがって、AもBもCも外れる確率は、
810×79×68=336720=1430=715 \frac{8}{10} \times \frac{7}{9} \times \frac{6}{8} = \frac{336}{720} = \frac{14}{30} = \frac{7}{15}
よって、BまたはCが当たる確率は、
1715=1515715=815 1 - \frac{7}{15} = \frac{15}{15} - \frac{7}{15} = \frac{8}{15}

3. 最終的な答え

815\frac{8}{15}

「確率論・統計学」の関連問題

5本のくじの中に当たりくじが3本ある。太郎、花子、次郎の順に1本ずつくじを引くとき、3人とも当たりを引かない確率を求める問題である。ただし、引いたくじは元に戻さない。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14

硬貨を4回投げる。2回目に表が出たという条件のもとで、4回目にも表が出る確率を求める。

確率条件付き確率事象コイン
2025/4/14

20本のくじの中に当たりが4本ある。太郎と花子が順番にくじを1本ずつ引くとき、2人とも当たりを引かない確率を求める。ただし、引いたくじは元に戻さない。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14

袋の中に赤玉が4個、白玉が8個入っている。玉を1つずつ2個取り出すとき、1個目に白玉が出たという条件のもとで、2個目に赤玉が出る条件付き確率を求める。

確率条件付き確率事象
2025/4/14

あるクラスでテレビ番組AとBの視聴状況を調査した結果、両方を見た生徒は30%、Aだけを見た生徒は20%、Bだけを見た生徒は40%、どちらも見なかった生徒は10%であった。Aを見なかった生徒を1人抽出し...

確率条件付き確率集合
2025/4/14

10本のくじの中に当たりくじが2本入っている。A, Bの順にくじを引き、引いたくじは戻さない場合、Aが外れたときにBも外れる確率を求めよ。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14

15個のシュークリームがあり、うち13個はカスタードクリーム、2個はわさびクリームが入っています。3人が順番に1つずつシュークリームを食べるとき、3人目がわさびクリーム入りのシュークリームを食べる確率...

確率条件付き確率組み合わせ
2025/4/14

赤玉4個と白玉7個が入った袋から、玉を1つずつ2個取り出す試行を考えます。ただし、取り出した玉は元に戻しません。1個目に赤玉が出たとき、2個目に赤玉が出る条件付き確率を求めます。

条件付き確率確率
2025/4/14

5本のくじの中に当たりが3本ある。太郎、花子、次郎の順に1本ずつくじを引く。ただし、引いたくじは元に戻さない。このとき、太郎が当たりを引き、花子と次郎が外れを引く確率を求める。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14

8本のくじの中に当たりくじが2本入っています。A, Bの順にくじを引き、引いたくじは戻さないとき、Aが当たったときにBも当たる確率を求めます。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14