3つのサイコロを同時に振ったとき、少なくとも1つは6の目が出る確率を求める。

確率論・統計学確率サイコロ余事象確率計算
2025/4/9

1. 問題の内容

3つのサイコロを同時に振ったとき、少なくとも1つは6の目が出る確率を求める。

2. 解き方の手順

「少なくとも1つは6の目が出る」という事象の余事象は「すべて6以外の目が出る」である。
したがって、まず「すべて6以外の目が出る」確率を計算し、その余事象の確率を求める。
1つのサイコロを振ったとき、6以外の目が出る確率は 56\frac{5}{6} である。
3つのサイコロを同時に振ったとき、すべて6以外の目が出る確率は、それぞれのサイコロが6以外の目を出す確率の積である。
P(すべて6以外の目)=56×56×56=(56)3=125216P(\text{すべて6以外の目}) = \frac{5}{6} \times \frac{5}{6} \times \frac{5}{6} = (\frac{5}{6})^3 = \frac{125}{216}
したがって、少なくとも1つは6の目が出る確率は、1から「すべて6以外の目が出る」確率を引いたものである。
P(少なくとも1つは6の目)=1P(すべて6以外の目)=1125216=216216125216=91216P(\text{少なくとも1つは6の目}) = 1 - P(\text{すべて6以外の目}) = 1 - \frac{125}{216} = \frac{216}{216} - \frac{125}{216} = \frac{91}{216}

3. 最終的な答え

91216\frac{91}{216}

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