12本のくじがあり、そのうち3本が当たりである。 (1) 2本のくじを順番に引いて、2回とも当たりが出る確率を求める。ただし、引いたくじは毎回元に戻す。 (2) 2本のくじを同時に引いて、当たりが出ない確率を求める。

確率論・統計学確率組み合わせくじ引き独立事象条件付き確率
2025/4/14

1. 問題の内容

12本のくじがあり、そのうち3本が当たりである。
(1) 2本のくじを順番に引いて、2回とも当たりが出る確率を求める。ただし、引いたくじは毎回元に戻す。
(2) 2本のくじを同時に引いて、当たりが出ない確率を求める。

2. 解き方の手順

(1) 2本のくじを順番に引いて、2回とも当たりが出る確率
1回目に当たりを引く確率は 312=14\frac{3}{12} = \frac{1}{4}
引いたくじを元に戻すので、2回目に当たりを引く確率も 312=14\frac{3}{12} = \frac{1}{4}
したがって、2回とも当たりを引く確率は 14×14=116\frac{1}{4} \times \frac{1}{4} = \frac{1}{16}
(2) 2本のくじを同時に引いて、当たりが出ない確率
2本のくじを同時に引く組み合わせは 12C2=12×112×1=66{}_{12}C_2 = \frac{12 \times 11}{2 \times 1} = 66 通り。
2本とも外れを引く組み合わせは 9C2=9×82×1=36{}_{9}C_2 = \frac{9 \times 8}{2 \times 1} = 36 通り。
したがって、2本とも外れを引く確率は 3666=611\frac{36}{66} = \frac{6}{11}

3. 最終的な答え

(1) 116\frac{1}{16}
(2) 611\frac{6}{11}

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