サイコロを5回連続で振り、出た目を全て掛け合わせたとき、答えが偶数になる確率を求めよ。

確率論・統計学確率サイコロ事象独立試行
2025/4/9

1. 問題の内容

サイコロを5回連続で振り、出た目を全て掛け合わせたとき、答えが偶数になる確率を求めよ。

2. 解き方の手順

積が偶数になるのは、少なくとも1つの偶数が出れば良い。
積が奇数になるのは、全て奇数が出るときのみである。
したがって、積が奇数になる確率を求めて、それを1から引けば、積が偶数になる確率が求められる。
サイコロの目は1, 2, 3, 4, 5, 6 の6種類であり、奇数は1, 3, 5 の3種類、偶数は2, 4, 6 の3種類である。
したがって、1回サイコロを振って奇数が出る確率は 3/6=1/23/6 = 1/2 である。
5回連続で奇数が出る確率は、各回の試行が独立なので、
(12)5=132 \left(\frac{1}{2}\right)^5 = \frac{1}{32}
したがって、5回の積が偶数となる確率は
1132=3132 1 - \frac{1}{32} = \frac{31}{32}

3. 最終的な答え

3132\frac{31}{32}

「確率論・統計学」の関連問題

ある高校の2年生と3年生が国語、数学、英語の中から1教科を選択する授業の選択結果の表が与えられています。この表から読み取れる正しいものを選択肢の中から選ぶ問題です。

確率統計割合データの分析
2025/4/14

みかん25個の重さの度数分布表が与えられている。 (1) 最頻値を求める。 (2) 110g以上140g未満の階級の相対度数を求める。

度数分布最頻値相対度数統計
2025/4/14

5本のくじの中に当たりくじが3本ある。太郎、花子、次郎の順に1本ずつくじを引くとき、3人とも当たりを引かない確率を求める問題である。ただし、引いたくじは元に戻さない。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14

硬貨を4回投げる。2回目に表が出たという条件のもとで、4回目にも表が出る確率を求める。

確率条件付き確率事象コイン
2025/4/14

20本のくじの中に当たりが4本ある。太郎と花子が順番にくじを1本ずつ引くとき、2人とも当たりを引かない確率を求める。ただし、引いたくじは元に戻さない。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14

袋の中に赤玉が4個、白玉が8個入っている。玉を1つずつ2個取り出すとき、1個目に白玉が出たという条件のもとで、2個目に赤玉が出る条件付き確率を求める。

確率条件付き確率事象
2025/4/14

あるクラスでテレビ番組AとBの視聴状況を調査した結果、両方を見た生徒は30%、Aだけを見た生徒は20%、Bだけを見た生徒は40%、どちらも見なかった生徒は10%であった。Aを見なかった生徒を1人抽出し...

確率条件付き確率集合
2025/4/14

10本のくじの中に当たりくじが2本入っている。A, Bの順にくじを引き、引いたくじは戻さない場合、Aが外れたときにBも外れる確率を求めよ。

確率条件付き確率くじ引き
2025/4/14

15個のシュークリームがあり、うち13個はカスタードクリーム、2個はわさびクリームが入っています。3人が順番に1つずつシュークリームを食べるとき、3人目がわさびクリーム入りのシュークリームを食べる確率...

確率条件付き確率組み合わせ
2025/4/14

赤玉4個と白玉7個が入った袋から、玉を1つずつ2個取り出す試行を考えます。ただし、取り出した玉は元に戻しません。1個目に赤玉が出たとき、2個目に赤玉が出る条件付き確率を求めます。

条件付き確率確率
2025/4/14