まず、与えられた4次方程式の整数解を探索します。定数項が24なので、±1,±2,±3,±4,±6,±8,±12,±24 が解の候補となります。 x=2 を代入すると、24+23−10(22)−4(2)+24=16+8−40−8+24=0 となり、x=2 は解の一つです。 x=−2 を代入すると、(−2)4+(−2)3−10(−2)2−4(−2)+24=16−8−40+8+24=0 となり、x=−2 は解の一つです。 x=3を代入すると、34+33−10(32)−4(3)+24=81+27−90−12+24=30 となり、x=3は解ではありません。 x=−3を代入すると,(−3)4+(−3)3−10(−3)2−4(−3)+24=81−27−90+12+24=0 となり、x=−3は解の一つです。 x=4を代入すると、44+43−10(42)−4(4)+24=256+64−160−16+24=168 となり、x=4は解ではありません。 x=2,x=−2,x=−3 が解であることから、(x−2)(x+2)(x+3)=(x2−4)(x+3)=x3+3x2−4x−12 で割り切れるはずです。 ただし今回は4次方程式なので、次数を下げるために x2−4とx+3で割り切れることが分かっているので、x4+x3−10x2−4x+24 を (x−2)(x+2)(x+3)で割り切ることを利用します。 すでに3つの解が見つかっているので、残りの解は x4+x3−10x2−4x+24=(x−2)(x+2)(x+3)(x−a) のように書けます。 x4+x3−10x2−4x+24=(x3+3x2−4x−12)(x−a) 24/(−12)=−2=−a なので、a=−2となります。つまり、x4+x3−10x2−4x+24=(x−2)(x+2)(x+3)(x+2) と因数分解できます。 したがって、解は x=2,x=−2,x=−3 です。 解の大小関係から、x=2,−2,−3 であり、−2>−3 であるから、 ケ = 2, コサ = -2, シス = -3 となります。