X区役所とY区役所を結ぶ道路があり、Aは徒歩でX区役所からY区役所へ向かい、BはAの出発の10分後に自転車でY区役所を出発してX区役所へ向かった。2人が出会った時点から、Aは25分後にY区役所に到着し、Bは8分後にX区役所へ到着した。2人が出会ったのは、AがX区役所を出発した時点から何分後か?

代数学方程式連立方程式速さ文章問題
2025/4/14

1. 問題の内容

X区役所とY区役所を結ぶ道路があり、Aは徒歩でX区役所からY区役所へ向かい、BはAの出発の10分後に自転車でY区役所を出発してX区役所へ向かった。2人が出会った時点から、Aは25分後にY区役所に到着し、Bは8分後にX区役所へ到着した。2人が出会ったのは、AがX区役所を出発した時点から何分後か?

2. 解き方の手順

AとBが出会うまでにかかった時間をtt分とする。Aの速さをvAv_A、Bの速さをvBv_Bとする。
Aが出会うまでに進んだ距離はvAtv_A t、Bが出会うまでに進んだ距離はvB(t10)v_B(t-10)である。
Aが出会ってからY区役所に到着するまでにかかった時間は25分なので、出会った地点からY区役所までの距離は25vA25v_Aである。
Bが出会ってからX区役所に到着するまでにかかった時間は8分なので、出会った地点からX区役所までの距離は8vB8v_Bである。
X区役所とY区役所の間の距離は一定なので、以下の式が成り立つ。
vAt+25vA=vB(t10)+8vBv_A t + 25v_A = v_B(t-10) + 8v_B
Aが出会うまでに進んだ距離は、Bが出会ってからX区役所に到着するまでの距離に等しいので、
vAt=8vBv_A t = 8v_B
Bが出会うまでに進んだ距離は、Aが出会ってからY区役所に到着するまでの距離に等しいので、
vB(t10)=25vAv_B(t-10) = 25v_A
上記の二つの式から、vAv_AvBv_Bを消去する。
vB=vAt8v_B = \frac{v_A t}{8}
これをvB(t10)=25vAv_B(t-10) = 25v_Aに代入すると、
vAt8(t10)=25vA\frac{v_A t}{8}(t-10) = 25v_A
vAv_Aで割ると、
t(t10)8=25\frac{t(t-10)}{8} = 25
t(t10)=200t(t-10) = 200
t210t200=0t^2 - 10t - 200 = 0
(t20)(t+10)=0(t-20)(t+10) = 0
t=20t = 20またはt=10t = -10
ttは正の数なので、t=20t = 20

3. 最終的な答え

20分後

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